SAVE JAPAN プロジェクト 2013

東京 荒川クリーンエイド・フォーラム

荒川における生物多様性の保全活動

みんなで荒川の生態系を守ろう!

 

■当日の大まかなスケジュール

都心からほど近い東京荒川は、大都会の中でカニや野鳥などの生き物が見られる希少な場として親しまれています。
まず、セイタカアワダチソウやオオブタクサなどの外来植物を見分けて、手で引き抜きました。外来植物を除去することにより、荒川本来の生態系を取り戻すこととなります。その後の休憩時間には、生き物のミニ解説を聞きながら、荒川の自然を身近に感じ親しみました。最後に、水際に堆積している漂着ゴミを種類別に数えながら回収する荒川クリーンエイドを実施しました。これらの活動を通じて生き物たちが住みやすい環境をつくりました。

   
 【セイタカアワダチソウの除草】   【外来植物を見分けて抜き取り】    【生き物ミニ観察】 
 
   
   
 【漂着ゴミを調査しながら回収】  

【粗大ゴミも力を合わせて回収】 

  【全員で集合写真】 

 

■イベントを実施して

・参加人数:123名 アンケート回答者:49名
・参加された方の満足度(割合):満足度 91.2 %

 

■参加者の感想

・大変ですが、気持よい。
・達成感もあり、満足感に繋がる。
・社会貢献出来たと実感できた。
・自分でゴミを拾って、問題が深刻だとわかった。
・最初と最後のゴミや草のなささがすごく達成感をかんじた。
・草かりで終わらせる範囲が少なく、力不足を感じた。
・もっときれいに片づけたかった。

 

■イベントを実施して苦労した点

当日は梅雨の合間の真夏日を記録する蒸し暑い陽気となり、熱中症対策のために、参加者への水分補給を何度も呼びかけました。

 

■イベントを実施してよかった点

大勢の方に活動に参加していただき、外来植物を除草することが実現でき、わずかなエリアではありますが、荒川本来の生態系を取り戻すことに寄与できました。また、参加された皆さまに荒川の生態系やゴミ回収などの環境保全への関心を高めることができたことも大きな成果と感じます。今後も都市河川荒川における生態系保全活動への関心を高めて、多くの方々と共により良い環境を作っていきたいと思います。 

 

■特に、寄付が活きたなーと感じた点

活動に必要な資材や物品の調達・整備、運搬や運営費に使わせていただきました。会場の事前準備についての打合せを入念にし、安全面に配慮した着実な運営体制が整えられて、スムースにプログラムを実施することが出来ました。