SAVE JAPAN プロジェクト 2014

北海道 カラカネイトトンボを守る会 あいあい自然ネットワーク

石狩湿原の自然にふれあう体験学習~石狩川に育まれた身近な自然を知り、その大切さを学ぶ~

石狩湿原ウォーク2014

■タイムテーブル
9:00  受付開始
9:45 開会式
10:00 バスツアー
12:00 昼食、振り返り(アンケート記入)
14:00 終了・解散

■イベント概要
あいの里公園・茨戸川・石狩川・茨戸川緑地の延長約6kmを自然に触れながら散策する予定でしたが、雨のため、スタッフのガイドを聞きながら、バスで予定のコースをまわりました。

あいの里公園を出発し、スタッフのお話を聴きながら、樹齢200年を超えるだろうといわれるハルニレの木や、金沢の高級料亭で出されるワカサギが捕れるという茨戸川を眺めました。現在の茨戸川がどのようにできたかというお話しや、なぜカラカネイトトンボが行っている活動が重要かというお話をじっくり聞くことが出来ました。今回のイベントの目玉、絶滅の危機に瀕している野鳥チュウヒは、雨の日は低い位置で飛ぶためみることが出来るかも?ということで、V字型に飛ぶ鳥をみんなで探しましたが、残念ながら見つけることはできませんでした。カラカネイトトンボを守る会が行っている活動場所(かえるの学校、トンボの学校)は遠くから見ることが出来、次回以降のイベントに期待!でした。

ゴール地点の茨戸川緑地の建物の中で昼食のおにぎりと豚汁をいただきました。
閉会式では、今回イベントの後援企業、参加してくれた中学生・高校生、サポートしてくれた看護師さんなどから今回のイベントの感想などの発表がありました。
参加人数 92名(大人89名、こども3名(未就学児0名)) 
アンケート回答者数 73名(大人71名、こども2名) 
(前日に参加者が急に増えたため、アンケート用紙が足りませんでした。)
満足50.7% やや満足28.1% どちらでもない15.5% やや不満2.8%無回答2.8% (大人のみ集計) 

■参加者感想
・天気が悪く、仕方がない(20代男性)
・いろいろな植物や鳥などを知れたから(10代男性)
・ハプニングも、また、良いものですね!(40代男性)
・雨が降ったので、ウォークが出来なかったことが残念!雨(50代女性)
・雨が降って気温も低く急きょバスツアーになってしまったのですが、主催の方が一生懸命解説してくださって楽しめました。(50代女性)

■イベントを実施して苦労した点
前日に急に参加者を増やしてしまい、予定通りのウォークであれば問題なかったが、バスツアーとなったため、乗れる人数が限られてしまいました。そのため、中学生の参加者と希望者については雨の中ウォークを行いましたが、途中で断念せざるを得ませんでした。(ただ、それはそれで楽しそうでした。)

■イベントを実施して良かった点
雨が降ってしまい、当初予定していた活動にならなかったことが残念でしたが、二手に分かれて行ったバスツアーはそれぞれ、カラカネイトトンボの方がいろいろなお話をしてくださり、石狩湿原周辺の環境やカラカネイトトンボを守る会の活動についてじっくり聞くことが出来、参加者に楽しんでもらえたと思います。

■特に寄付が活きたと感じた点
バスや看護師などの整備をしっかりしたうえで、参加者に金銭的な負担がなくイベントを開催できたことで、より多くの人に活動を知ってもらえたと思います。