SAVE JAPAN プロジェクト 2014

神奈川 はす池の自然を愛する会

はす池をすくおう!! みんなの力で

アゾラ・クリスタータ駆除体験【第1回】 (6/29)

■イベントの実施日

 2014年6月29日(日) 6:00~7:00

■当日の大まかなスケジュール
 6:00    集合
 6:00~6:05 開会のご挨拶
 6:05~6:15 アゾラって何? アゾラの特徴を知る
   ・特定外来種アゾラ・クリスタータの特徴(色、形、大きさ)を知る
   ・なぜアゾラを駆除するのか、理由を知る
   ・アゾラの見つけ方を知る
 6:15~6:55 アゾラ駆除
 6:55~7:00 雨が強まってきたため切り上げ終了

■活動の様子

 
雨が降りそうな空模様ですが、6名にご参加いただきました。    土手のアゾラ駆除のため、下草を刈り取ります。

 
草を刈り、土の上にいるアゾラを探します。
 
  初めて鎌を使う方も、小さなお子さんも、安全を確認しながら一緒に活動します。
 
だんだんと雨が強くなりました。4月に植えた蓮「舞妃蓮」の葉に大粒の雨が乗っかっています。   雨が強くなりつつあるのでまとまりの良いところで終了。今回は、下草の刈り取りができました。
   
皆さま、お疲れ様でした。    

 

■イベントを実施して
 ・参加人数        6名
 ・アンケート回答数    4名
 ・満足度の平均値(%)  100% (満足:2、やや満足:2)

■参加者の感想
 ・ アゾラの駆除前と駆除後の水質を比較調査したかったです。 (10代男性)
 ・ 草刈りを中心にやったのですが、大変でしたがその分やりがいがありました。 (10代女性)
 ・ 地道な積み重ねが大切だと感じました。 (50代男性)
 ・
 
今回は天候に恵まれず、雨が降ってしまったので、今度は晴れている時に活動に参加したいと思います。 (10代男性)

 

■イベントを実施して苦労した点
 本物のアゾラをお見せできなかった点。アゾラは特定外来生物のため、許可なく移動することは法律で禁止されています。また、移動するとはす池にアゾラが繁殖する可能性があります。今回は写真などを使って説明しましたが、他の浮草・水草などとの違いが分かるようにお伝えするのに苦労いたしました。
 また、体を使った作業が多いため、参加者の健康への配慮にも苦労しました。草かぶれや虫刺され、暑さを考慮し、長袖・長ズボン着用の早朝開催といたしました。今回は途中から雨が降る空模様のため酷暑は回避できましたが、アンケートはご自宅などでご記入いただいて後日に個別回収させていただくなど、工夫をいたしました。

 

■イベントを実施して良かった点
 アゾラ駆除のお話しでは、安易に外来種を放つことの危険性と同時に元の生態系に戻すことの苦労をお伝えできました。駆除作業では、若い世代の意欲的な動きに助けられました。草むらの下にいる小さな生き物も見つかり、はす池が育む生物多様性を感じながら楽しく作業ができました。

 

■特に寄付が活きたと感じた点
 アゾラ駆除活動に必要な資材や物品の調達などに利用いたしました。鎌などの作業道具だけでなく、グローブなど身に着けるものを用意できたため、参加者の皆様に快適で安全に取り組んでいただきました。これらの資材や物品は観蓮会や藤沢メダカ放流会でも活躍します。また、本プロジェクトの関連事業として4月に専門講師のご指導により「舞妃蓮」という蓮を植えたため、はす池の注目度を上げることができました。全体として、これまでできなかった活動へと展開しています。

■他のアゾラ駆除体験活動レポート

 ・12月28日 第7回アゾラ駆除体験
 ・
11月30日 第6回アゾラ駆除体験
 ・10月26日 第5回アゾラ駆除体験
 ・ 9月28日 第4回アゾラ駆除体験
 ・ 8月31日 第3回アゾラ駆除体験
 ・ 7月27日 第2回アゾラ駆除体験
 ・ 6月29日 第1回アゾラ駆除体験

■一緒にアゾラ駆除体験しませんか?
 毎月最終日曜日にアゾラ駆除体験を行っております。詳しくは、こちらをご覧ください。