長野 北信濃の里山を保全活用する会
北信濃の里山を護りながら魅力を伝えたい!
北信濃・オオルリシジミ親子観察会(その2)
2014年6月15日(日) 晴れ
9:00 | 受付(飯山市公民館) | |
9:30 | オリエンテーション 主催者からのあいさつ(関係団体総出演)
「蝶と蛾の違い」など、前回の観察会で寄せられた質問等について説明がありました。 |
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9:45 |
バスにて観察地移動 満員のバスにて観察現場に到着後、観察方法や注意事項が告げられました。 |
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10:00 | モニタリング調査開始 前回同様、大量発生しているマイマイガは、「咬まない、刺さない、よく見ると顔がカワイイ」との補足説明を受け、いざ出発!(エゾハルゼミの鳴き声が激しい・・・) 東京から「晴れ女」が駆けつけてくれたせいか、梅雨時期とは思えない快晴。 |
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11:30 |
モニタリング調査を確認 |
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11:15 | バスにて飯山市公民館へ戻る | |
11:30 | まとめ・ふりかえり アンケート回収 |
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12:00 | 終了 |
多数のご参加、ありがとうございます。ただ、天気が良すぎて・・・ |
大人も子供もカメラ小僧 | |
暑さのせいか、羽をひらかない・・・ | 特別に、子どもたちにはプレゼント |
◆イベントを実施して
参加者:47名(子ども:6名、大人:41名)
アンケート回答数 26名 (子ども:5名、大人:21名)
(満足度(大人)― 満足:15名、やや満足:4名、無回答:2名 )
◆参加者の感想
【こども】
- オオルリシジミの観察、山歩きが楽しかった。(小6)
- オオルリシジミの写真をとったことが楽しかった。(小3)
- いろいろな虫を見ながら行けて楽しかった。(小2)
- オオルリシジミを見れたことが楽しかった。(小5、小2)
【大人】
- 子どもが楽しそうなのでよかった。(40代男性)
- 子どもが環境に興味をもってくれ、また一緒に参加でき思い出になりました。(30代女性)
- 初めてオオルリシジミがみられた。良い写真が撮れなかったのが残念。(40代男性)
- 数年観察していますが頭数が余り変化なく保護活動の成果だと思います。森林化を防ぐには大変手がかかりますが、関係者のご努力をお願いします。(70代男性)
- 動植物の観察会に参加する機会がなかったので、非常に良い経験となった。子どもたちへの関心を引き寄せる姿勢も素晴らしかった。(20代男性)
- 初めて見てとてもきれいでした。また来年も来たいと思います。(60代男性)
◆イベントを実施して苦労した点
オオルリシジミが飛翔するのが6月のこの時期に限られてしまうため、後援の飯山市教育委員会を通じて近隣の小学校への告知等を実施したが、他のイベント等とも重なり、子どもたちの参加が少なくなってしまいました。
今年は、過去の観察会では見られなかった「マイマイ蛾」の幼虫が大量(異常)発生していたため、比較的子どもたちは大丈夫だったが、気持ち悪がる参加者が多く、精神的な苦痛を和らげるための対応が必要になってしまいました。(生物の多様性についての良い教材にはなった)
◆イベントを実施して良かった点
親子や大人に加え、昨年まで参加の無かった大学生の参加者もあり、里山の保全や環境保護活動に若い世代の参加が増えていくことをぜひ期待したいと思います。
◆特に寄付が活きたと感じた点
昨年までのモニタリング調査と比較して、オオルリシジミの個体数が減ってはいないと思われ、SAVEJAPANプロジェクトの支援による、保護地域での観察会や看板の設置などの周知活動により、不正な採取等が行われていない結果と考えております。
観察会に参加していただいた方に、当会(北信濃の里山を保全活用する会)の会員になっていただいた人が増えてきたことも、寄付により活動の幅が広がった結果と感じています。
◆前回の活動レポートはこちらからご覧ください。