徳島 とくしま自然観察の会
シオマネキをとおして吉野川汽水域を知ろう
干潟でシオマネキやいろんな生きものを見つける自然観察会
■当日の大まかなスケジュール
吉野川の河口グランドの東端に集合し、周囲の干潟を2班に分かれて観察の後、住吉干潟まで約200mを歩き、干潟の水際で観察道具を配布・説明後、家族単位で観察活動を開始し、終了後に専門家による解説、解散前に記念撮影、アンケート記入をお願いしました。
①受付 | ②紙芝居で注意事項説明 | ③干潟で観察開始 | |
④スコップで籠に入れてます | ⑤和田先生の解説 | ⑥みんなで記念撮影後終了 |
■イベントを実施して
・参加人数:102名(うち子供55名) アンケート回答者:大人31名、こども31人
・参加された方の満足度 87 %(大人31人の平均)
アンケートの満足度は、昨年(88%)とほぼ同様で、子供達も低学年が多く、あまりアンケートを書いてくれませんでした。また、小学1,2年生ですとアンケートをきちんと書けないようで、やはり今後も工夫が必要です。
■参加者の感想
アンケートから拾った大人と子供の感想です。
<大人>
・吉野川の生き物のことがよくわかった。ふだん、見れない生物を見ることができてよかった。
・近くでこんなにシオマネキがいると思わなかった。先生のカニダンスもよかったですよ。
・子供に生物と触れ合える機会ができた。和田先生の説明が楽しくわかりやすかった。
<こども>
・はじめてカニをたくさんみつけた(つかまえた)こと。
・どろの中のいきものをさがすのが楽しかった。いきものともっとふれあいたい。
・かにがダンスをするのがおもしろかった。
(注:チゴカニが生息する場所を最初に観察し、カニのダンスをみてもらっています。)
■イベントを実施して苦労した点
参加者の申し込みが多くて、100人を超えた時点で、申込みをお断りしました。お断りした方は、かなりの数に上っているのですが、当日、キャンセルの方と申し込まないで来られた方もあり、102名になっています。スタッフは干潟の周囲で、できるだけ参加者が固まらないように約1時間半の観察活動を補助しました。(干潟が結構広いのですが、参加者は固まった集団になりがちです。)
■イベントを実施してよかった点
いろいろな方々の協力と助言で、プログラムが実施できたことに感謝しています。参加者は始めての方が多く、干潟の環境を知ってもらうとともに、こどもたちには泥だらけになっていきものと出会う楽しい場になったようです。
■特に、寄付が活きたなーと感じた点
昨年と同様に、多くの方から申し込み、参加者があったこと、無料で開催できたことに感謝しています。また、河口周辺の小・中学校の家族で、始めての参加者が多かったことは、今後の参加者の拡大だけでなく、活動の見直しにも期待がもてそうです。この感想は、昨年と変わりません。