SAVE JAPAN プロジェクト 2014

徳島 とくしま自然観察の会

シオマネキをとおして吉野川汽水域を知ろう

イベント概要・お申込み

一覧を見る

活動レポート

一覧を見る

活動内容

吉野川河口から14,5kmまで広がる汽水域は、環境省ラムサール条約湿地潜在候補地に選定され、生物多様性のホットスポットであると同時に自然と人間活動が密接なかかわりを持つところです。河口干潟に棲む絶滅危惧種であるシオマネキは、汽水域の環境変化を知る指標となるといわれています。自然観察会やシオマネキなどの調査で得られたデータや地域知をデリケートな汽水環境の維持や保全に活用していくことができます。さらにエコツアーを通して、農業、漁業、歴史や生物と私たちの暮らしとのかかわりを考える場として、吉野川汽水域環境やシオマネキ等多様な生物の生息地保全に対する人々の関心を高めていきたいと考えています。

一言アピール

四国三郎、吉野川。河口に広がる干潟は県庁から10分ほどの距離にあって、豊富な生きものと戯れる天然のあそび場として、人々に大きな安らぎをもたらしています。シオマネキの推定生息数は全国一と言われ、トビハゼ、白扇シオマネキ、ウモレベンケイガニ、今や各地の干潟から姿を消しつつある生きものがごく当たり前に見られる場所でもあります。吉野川の風といのちのつながりを体験しましょう。

団体概要

実施団体

【実施団体】とくしま自然観察の会
1994年4月設立。自然観察会をとおして身近な自然を見直すための活動をしています。吉野川河口
干潟や汽水域の生物多様性の価値や保全の大切さを伝えるために、観察会、専門家と連携しながらの
市民調査、学校の環境学習の応援、『しおまねきコンサート』や『しおまねき寄席』、人形劇、エコツ
アー、干潟塾などを開いています。また、子どもたちやひとりでも多くの人々に、川、海、ひとの暮
らしのつながりや生きものの魅力をわかりやすく伝えるために『しおまねきブック』『吉野川のふれあ
いマップ』、『とくしま海辺通信』などを作成しています。

【協働団体】特定非営利活動法人 市民未来共社
2003年8月に県内のNPO団体の有志が集まり、中間支援機能を持った法人を設立しました。役員は
他分野の団体の中心メンバーで構成されだています。近年は、社会にあまり広報しにくい分野(DV、
CAPなど)や町・村おこしへの支援を中心に行っています。また昨年月より里山再生の拠点づくり
のために、佐那河内村の古民家と耕作放棄地等の再生活動を開始しています。全国でも比較的規模の大きな干潟を有する吉野川河口域では、様々な生物が生息するホットスポットになっています。人口27万人の県都の中を流れている川ですが、市民の関心は低く、この機会に子ども達や市民の関心を集め、将来の活動に一人でも参加して頂けるような活動にしたいと思います。

協働団体

実施団体名:とくしま自然観察の会
協働団体名:特定非営利活動法人 市民未来共社

活動時期

第1回開催:6月22日(日) 吉野川汽水域干潟での自然観察会。専門家と一緒にシオマネキや干潟の生物について、子どもたちも参加できる方法で観察会を実施します。
第2回開催:8月24日(日)吉野川汽水域エコツアー。吉野川汽水域をバスで巡り、藍や農業、漁業と環境、人の暮らしとのかかわりを考えたり、体験します。
第3回開催:9月14日(日)吉野川汽水域干潟での自然観察会と調査。専門家と一緒にシオマネキや秋の渡りで訪れる渡り鳥など多種多様な生物を観察します。

お問合せ先

●イベントの内容や参加申し込みについて
とくしま自然観察の会
〒770-0944 徳島県徳島市南昭和町3-19-1
TEL 088-623-6783(FAX兼)
E-mail:madoguchi@shiomaneki.net

●プロジェクトの趣旨について
市民未来共社
〒770-8074徳島市八万町下福万71-4
TEL 088-679-6722
FAX:088-679-6722
E-mail:sana71@road.ocn.ne.jp