SAVE JAPAN プロジェクト 2014

徳島 とくしま自然観察の会

シオマネキをとおして吉野川汽水域を知ろう

干潟調査で何がわかるかな?

■当日の大まかなスケジュール

吉野川南岸グランド東詰に集合、受付後、参加者に趣旨説明、損害保険ジャパン日本興和㈱徳島支店挨拶、観察の注意事項等説明、班分けし、班別に開始、調査終了後に採取した生物を講師から説明、記念写真、アンケート記入後、解散しました。

① 集合、スケジュール等説明 ②注意事項を説明 ③班別に観察開始
④チゴガ二の生息地を観察      
(今年もチゴガ二のダンスがみられました。)
⑤広い干潟に到着、観察開始 ⑥かごやトレイに生物採取
⑦集まった生き物を分類   ⑧和田先生の解説に子供達も集中   ⑨記念撮影



■イベントを実施して
・参加人数:51名(うち子供19名) アンケート回答者:大人17名、こども14人
・参加された方の満足度(割合):満足度 92 %(昨年と同じ数字)

アンケートの満足度は高く、100%と答えてくれた方が9人を占める。80%以下はなかった。過ごしやすい
1日で、様々な生物を子供たちが見つけ、これも昨年と同様に和田先生の丁寧な解説も評判がよかった。

■参加者の感想(アンケートより抜粋)
・(和田先生)解説がわかりやすく、スタッフも多い。
・吉野川に絶滅危惧種がたくさんいることがよくわかった。
・干潟で(子供が)遊び、シオマネキが良くみえた。
・初めて干潟に入り、シオマネキやハゼをみた。生き物を探す体験ができた。
・実際にカニをみて、手にとることができた。
・干潟にこんなにたくさんの種類がいること。

■イベントを実施して苦労した点
昨年は、実験的に子供達がみつけた生き物を記入するようにしたが、今年は記入をやめ、先生の解説に集中してもらうようにした。このため、生物を採取後の分類も子供達が手伝い、先生の解説が始まると自然に先生の周りに集まるようにした。なお、前日、講師と一緒に現地を視察して、現場での説明方法なども相談し、事前の準備に時間をかけたのがよかった。

■イベントを実施してよかった点
いろいろな方々の協力、講師の方々の丁寧な説明と助言が今回も助かりました。昨年と同様に参加者の方々の満足度も高く、アンケートの自由記入欄には多くの方々が記載してくれました。親子の体験が非常に好評だった。スタッフの満足度も高いです。

■特に、寄付が活きたなーと感じた点
3回のプログラムで毎回、専門家(講師計4人)を招へいでき、参加者に丁寧な解説で喜ばれた。この調査観察会では、普段できない体験が親子の楽しいひと時になっていた。子供たちにも印象深いプログラムになったと思われる。なによりも参加者の満足度を維持、来年度に継続する人気事業として定着していきたいと思います。