SAVE JAPAN プロジェクト 2014

富山 市民いきものメイト

ホクリクサンショウウオの「すみか」を守ろう

第2回サンちゃんの水辺をつくろう

■当日のおおまかなスケジュール 

    9:00  受付開始 (東口ゲート外側軒下にて)

    9:30  開 会  (きりん食堂ホールにて)  

                   ・市民いきものメイト 廣本幸雄会長あいさつ

          ・富山市ファミリーパーク 小杉 潤 主幹あいさつ

          

    9:40~ ガイダンス 市民いきものメイト 中沖

          ・今回プログラムスケジュール説明

          ・作業場の進め方、安全に対する注意事項の説明

       10:00 1部作業 粗朶(そだ)つくり  

          ・参加者を、2班に分けて活動。 

          ・とんぼの沢北側竹林にて、参加者の中から希望者2~3名により竹を伐採。

          ・切った竹を安全な場所へ移動し、参加者全員で竹枝を切り取る。

          ・参加者全員で、切った竹枝を縄で束ねて「粗朶(そだ)」を作った。

          ・各自できた「粗朶」を持って、休憩場所へ移動。

    10:30~ 休憩・第2部作業の説明

          ・とんぼの沢下流湿地境界辺り(今回の作業場所が見渡せる場所)にて、小休止および次の作業工程、注意事項の説明

     10:40 2部作業 水辺の整備および看板つくり

           ・第一部の班分けをベースとして、3班に分けて活動。

          ・1班:今回作業範囲の上流部、杭打ちから始めた。  

          ・2班:今回作業範囲の下流部、前回杭打設済みの場所にて、粗朶並べから始めた。

          ・3班:今回の活動の証として建てる看板をつくった。

          ・杭に沿って粗朶をならべ、新しい流れをつくる部分の川底のドロをすくい上げて、粗朶に被せて土手を形成していった。

          ・深みもあるので、胴長を5着用意して、希望者に貸与した。

          ・胴長着用希望者には、女性も1人いた。参加者自ら胴長持参された人もいた。

     11:15~ 今回整備状況の総評

           ・小杉講師より整備された「とんぼの沢」の環境について説明

     11:25~  記念撮影 参加者全員による記念撮影

     11:30  参加者着替え、休憩

     11:50~  閉会のあいさつ 次回案内等のおしらせ

     12:00   プログラム終了

■写真

集合写真

竹きり

作業風景/竹を切り曾田作り

 

作業風景/杭打ち

 

 

 作業風景/そだつみ・川底すきとり

 

 すみか完成 

看板設置

■イベントを実施して

参加人数/19家族 47人 (大人22人、子供 25人)

アンケート回答数/87.2% (大人:20/21人 子供:21/25人 計:41/47人)

満足度/( 満足45% やや満足55% ) 100%

 

■参加者の感想

・子供達は、普段じっくり見ることのできない生き物を見つけて、普段できない作業をして、楽しそうでしたので満足できた。(女性/40代)

・生き物の生活について学べたこと、住家などの詳しい説明などとても興味がもてた。(女性/40代)

・自然の中で活動できて、気持ち良かった。(女性/30代)

・小さな子供ができる作業が少なかったのが残念。(男性/30代)

・サンショウウオが住んでくれるか、ワクワクしながら作業を行った。(男性/40代)

・もっと作業を長くやりたかった。(女性/30代)

・竹を切ったり、川を作ったりする作業が楽しかった。(男性/30代)

・動物たちの住みかを多くしたい。(女性/50代)

・みんなで穴を掘るのが楽しかった。新しい生き物と出会いたい。(小3)

・のこぎりで竹を切るのが楽しかった。(小1)

・土で服がドロドロになって楽しかった。(小2)

・自然にいるサンショウウオに会ってみたい。(小5)

 

■イベントを実施してよかった点

今回の参加者の親御さんたちは、1回目でも関心の高さがわかりましたが、今回もとても熱心で頑張ってくださいました。あくまでも体験という形でしたが、作業がとてもはかどり、真剣に取り組んでくださいました。お母さんの中に積極的に胴長を着て作業していただく方も見受けられました。おかげでサンちゃんが住みやすい環境が又一つ整いました。 

 

■イベントを実施して苦労した点

作業の工程の中で、いくつかの仕事があり、グループに分かれて作業しましたが、そのグループ分けがわからなくなる方がおられました。また、小さいお子さんがおられ、自分たちの作業したところがわかるような看板作りをしていただきましたが、もう少し作業する内容を作っておけばよかったかなと思いました。

 

■特に寄付が活きたと感じた点

人数が多かったので、皆さんに均等に作業を行ってもらうため、工具などを事前に購入できた点がよかったと思います。