SAVE JAPAN プロジェクト 2015

千葉 ほたる野を守るNORAの会

平家ホタルが棲める環境づくり

活動内容

■ほたる鑑賞会

夏の夕方前から青空教室を開き、ほたるの生態を学習、田んぼの無農薬もち米で作った餅を食べます。辺りが暗くなり始めたら、いよいよ「マイほたる」との対面です。雄々しき姿に感動、立派な子供を!と祈ります。本年7月初旬頃の実施予定です。

■ほたるの宿作り

参加者には1口300円で「マイほたる」を持っていただき、「マイほたる」の成長を願いながら幼虫・餌の放流会を行います。本年12月頃の実施予定です。田んぼで年間を通じて「マイほたる」の世話、観察をしてほたるを育てていきます。「マイほたる」を育てる楽しさを味わって下さい。

一言アピール

NORAの会の米作り拠点、通称ほたる野には平成10年頃までは「平家ほたる」が乱舞していました。以降、様々な環境変化によって「平家ホタル」は姿を消してしまいました。失われて初めて知る『里山』の田んぼの生物多様性とその象徴的「平家ほたる」の存在価値。だからこそ「平家ほたる」の自然回帰実現が、この里山の環境を守る象徴になるのです。多くの市民と一緒に、関心と愛情を持ってホタルを育て、ホタルの自然回帰を目指します、そのために、この里山の環境改善・保護を図って行きたいと思っています。

団体概要

実施団体

ほたる野を守るNORAの会

我々の活動拠点、通称「ほたる野」は、ほたるが多く生息する田んぼと斜面林からなる、典型的な里山でした。NORAの会は平成4年以来この里山の田んぼで「米作り」を通して環境保護活動をしております。地域の、子育て中のお母さん・小学校2校の児童、の皆さんと、田植え会・稲刈り会・餅つき会(年間延約600名の参加)を行っています。平成10年以降、田んぼに生息する5千にも上る生物種の象徴的な存在「平家ほたる」の消滅に危機感をおぼえ、ほたるの自然回帰を目指し、無農薬米作り、生息場所の管理とホタル幼虫の放流、斜面林の保護活動を行って参りました。ほたるが乱舞する当時の環境を何とか取り戻したいと活動しております。

協働団体

特定非営利活動法人 ちば市民活動・市民事業サポートクラブ

千葉県を中心に市民自らが地域課題の解決に向けて活動する「市民主体のまちづくり」を進めることを目的に、市民活動団体の運営の支援・相談事業や多様な主体の協働を進めるためのコーディネート事業を行っています。また、市民活動団体についての理解と共感、活動への参加を進めるために、市民活動団体の情報収集と発信を行っています。

活動時期

ほたる鑑賞会:7月初旬  
ほたる幼虫の放流:11~12月中旬
(ほたるの生息場所である田んぼの手入れや管理、観察は年間通して実施しますので、NORAの会に連絡の上、ご参加下さい)

お問合せ先

●イベントの内容や参加申し込みについて
ほたる野を守るNORAの会
〒275-0012 千葉県習志野市本大久保4-7-13
Tel. 047-476-4590 Fel. 047-476-4590
E-mail: mimomi@hotarunora.com
担当:
鈴木正義(すずきまさよし)
渡部一之(わたなべかずゆき)

●プロジェクトの趣旨について
特定非営利活動法人 ちば市民活動・市民事業サポートクラブ
〒261-0011 千葉県千葉市美浜区真砂5-21-12
Tel. 043-303-1688
E-mail: npo-club@par.odn.ne.jp
担当:
鍋嶋洋子(なべしまようこ)
風間文子(かざまあやこ)