徳島 川塾
シオマネキとテナガエビをとおして吉野川汽水域をしろう
活動内容
吉野川河口から14.5kmまで広がる汽水域は、環境省ラムサール条約湿地潜在候補地に選定され、生物多様性のホットスポットであると同時に自然と人間活動が密接なかかわりを持つところです。河口干潟に棲む絶滅危惧種であるシオマネキ、第十堰の近くに棲む準絶滅危惧種ヒラテテナガエビは、汽水域の環境変化を知る指標となるといわれています。自然観察会などの調査で得られたデータや地域知をデリケートな汽水環境の維持や保全に活用していくことができます。さらに、汽水域周辺のエコツアーを通して、農業、漁業、歴史や生物と私たちの暮らしとのかかわりを考える場として、吉野川汽水域環境やシオマネキ等多様な生物の生息地保全に対する人々の関心を高めていきたいと考えています。
一言アピール
吉野川下流域は、人口密集地から10分ほどの距離にあって、豊富な生きものが生息する国内屈指の自然環境を保っています。また、人々に大きな安らぎをもたらしています。シオマネキの推定生息数は全国一と言われ、トビハゼ、白扇シオマネキ、ウモレベンケイガニ、今や各地の干潟から姿を消しつつ ある生きものがごく当たり前に見られる場所でもあります。また、河口から遠く離れた第十堰は、自然石の石積が残る堰で、多様な生物が生息する環境になっています。吉野野川の風といのちのつながりを体験できる活動になります。
団体概要
実施団体
2002年より「NPO法人 吉野川みんなの会」の環境教育部門として「第十堰水辺の教室」をはじめとする様々な環境教育プログラムやキャンプ等を実施してきました。2010年に同NPO法人が目的を達成したとの理由で解散した為、環境教育部門だけを受け継ぎ「川塾」として活動を開始しました。2013年には、メインプログラムである「第十堰水辺の教室」が「国連生物多様性の10年日本委員会」(事務局:環境省)の連携事業に認定されました。また、2014年4月に「NPO法人格を取得しました。
協働団体
特定非営利活動法人 市民未来共社
2003年8月に県内のNPO団体の有志が集まり、中間支援機能を持った法人を設立しました。役員は他分野の団体の中心メンバーで構成されだています。近年は、社会にあまり広報しにくい分野(DV、CAPなど)や町・村おこしへの支援を中心に行っています。また昨年月より里山再生の拠点づくりのために、佐那河内村の古民家と耕作放棄地等の再生活動を開始しています。
全国でも比較的規模の大きな干潟を有する吉野川河口域では、様々な生物が生息するホットスポットになっています。人口27万人の県都の中を流れている川ですが、市民の関心は低く、この機会に子ども達や市民の関心を集め、将来の活動に一人でも参加して頂けるような活動にしたいと思います。
全国でも比較的規模の大きな干潟を有する吉野川河口域では、様々な生物が生息するホットスポットになっています。人口27万人の県都の中を流れている川ですが、市民の関心は低く、この機会に子ども達や市民の関心を集め、将来の活動に一人でも参加して頂けるような活動にしたいと思います。
活動時期
7月19日(日)、8月下旬から9月初旬の日曜日を予定
お問合せ先
●イベントの内容や参加申し込みについて
特定非営利活動法人 川塾
徳島県徳島市国府町佐野塚字出口5-7
Mobile. 080-6385-4200
E-mail: kawatomoplus@gmail.com
担当: 塩崎健太
WEB:http://kawajyuku.com/
Blog:http://tenaga-ab.cocolog-nifty.com/
●プロジェクトの趣旨について
特定非営利活動法人市民未来共社
徳島県徳島市八万町下福万71-4
Tel. 088-679-6722 Fax. 088-679-6722
Mobile. 090-1000-2587
E-mail: sana71@road.ocn.ne.jp
担当: 島博司