テナガエビを見て、さわって、感じよう!
2015年09月05日(土)実施
レポート
吉野川第十堰(河口から約10キロ)での初めての環境体験のイベントが実施でき、今後の活動に生かるきっかけになったことが良かった。また、上流の大雨で、川が増水したため、当日プログラムを大幅に変更(開催時間変更なし)し、現場で体験を、仕掛けた網を引き揚げ、エビを観察する他、事前に確保しておいたエビ、貝、魚をタッチプールで観察していただくように工夫した。
今後の活動企画を行うにも、幅ができたため、さらに工夫して継続することができるものと期待しています。
・川岸で網をひきあげたところ
・タッチプールに集まる子供達
今後の活動企画を行うにも、幅ができたため、さらに工夫して継続することができるものと期待しています。
・川岸で網をひきあげたところ
・タッチプールに集まる子供達
当日のスケジュール
9:30 お堰の家(主催者事務所)集合、1階広間でプログラム説明、注意事項説明
10:00 吉野川河口堰の南側の河岸に移動
10:20 テナガエビの生息地の川岸で説明、仕掛けていた網を引き揚げて、テナガエビや魚を観察
11:40 お堰の家に移動
12:00 事前に捕獲しておいたテナガエビをタッチプールで観察、専門家解説(広間でスライド)
12:30 アンケート記入後に解散
10:00 吉野川河口堰の南側の河岸に移動
10:20 テナガエビの生息地の川岸で説明、仕掛けていた網を引き揚げて、テナガエビや魚を観察
11:40 お堰の家に移動
12:00 事前に捕獲しておいたテナガエビをタッチプールで観察、専門家解説(広間でスライド)
12:30 アンケート記入後に解散
実施内容
1.生息地に行く前に、参加者勉強会
吉野川河川環境や第十堰の解説、テナガエビの生息の解説
・事務所の広間で説明
・現地の川岸で説明
2.生息地の現場(川岸)の観察
川岸で生息地の解説を行った後に、仕掛けておいた網を引き揚げ、テナガエビを観察
3.タッチプールで、エビや貝に触れ、解説、終了後集合写真
事務所前にタッチプールをいくつか用意し、観察しながら解説
・タッチプールのテナガエビ
・事務所前で集合写真
吉野川河川環境や第十堰の解説、テナガエビの生息の解説
・事務所の広間で説明
・現地の川岸で説明
2.生息地の現場(川岸)の観察
川岸で生息地の解説を行った後に、仕掛けておいた網を引き揚げ、テナガエビを観察
3.タッチプールで、エビや貝に触れ、解説、終了後集合写真
事務所前にタッチプールをいくつか用意し、観察しながら解説
・タッチプールのテナガエビ
・事務所前で集合写真
このイベントで得られたこと
主催者にとって始めて、絶滅危惧種に焦点をあてた体験活動を企画、実施できたことが今後の活動の企画に幅ができただけでなく、スタッフの学習にもなったことが大きい。また、専門家の招聘(徳島大学)ができ、今後も関係性をつくれることが良かった。
支援者にとってこれまでのsavejapanプロジェクトの事業では、下流域の1団体による体験活動を支援してきましたが、やや上流で活動している若手グループとの連携で、下流と上流での事業連携の可能性ができたことが大きい。もちろん、団体を運営している世代間交流も視野に入りました。
参加者の声
- かご(仕掛けていた網)をひきあげたり、さかなやえびをさわったことがたのしかった。(5年生、男子)
- テナガエビやカニをとる仕掛けをみた、つぎはじっさいにとりたい(6年生、男子)
- エビのしかけををひきあげるところ、なにが入っているかドキドキした。(1年生、男子)
イベント実施結果
- 参加者数
- 20名(こどものみの参加)
- アンケート回答数
- 12名
- 参加者満足度
- 100%
- 実施してよかった点
- 始めて、吉野川第十堰で、絶滅危惧種の体験事業を実施できました。下流域の干潟の体験活動と合わせて、さらに活動の幅を広げ、団体の活動連携を促進できるようになりました。
- 実施して苦労した点
- 開催日(9月5日)前日に雨で増水し、あまり水が引かないため、参加者が川に入ってエビ等を採取予定を取りやめ、川岸に網を仕掛けたり、当日、見てもらうためにエビ、貝、魚を捕獲しました。捕獲したものは、事務所前にタッチプールを用意し、専門家に解説してもらうことにしたため、準備に相当時間を要した。
- 特に寄付が活きたと感じた点
- 専門家の招聘費用やタッチプールや仕掛け網等を購入でき、今後の活動の弾みになったことが大きいです。