石狩大湿原の魅力に出逢う ~ネットワークを活かして魅力発見~
活動内容
国内の湿原の8割以上は北海道に存在しており、広大な湿原を見ることができるのは北海道の魅力の一つです。一方で、大規模な湿原は北海道の東に多く存在しており、北海道の人口の半分以上が住む石狩川流域(札幌市・旭川市などを含む)には大きな湿原はほとんどありません。
しかし、その石狩川流域には釧路湿原をしのぐ大規模な湿原(石狩湿原)が存在していました。開拓の歴史のなかで広大な面積の大半は田畑、住宅地として消滅してしまいましたが、保全団体の取り組みの成果もあって、その一部は今でも残っています。マガンの飛来地で有名な宮島沼、貴重な幌向(ほろむい)七草が残っている幌向湿原、カラカネイトトンボが住処とする篠路福移湿原などはいずれも石狩湿原の名残です。
これらの湿原の保全団体は、観察会やフットパスなどのイベントに取り組んでおり、道内の多くの市民は、様々な湿原に身近に出会う機会に恵まれています。しかしながら、それぞれの湿原の認知度は高いとはいえず、湿原の魅力が幅広い市民に伝わっているとはいえません。
本事業では、昨年結成したネットワーク団体と構成団体との共催で、幅広い市民に分かりやすく湿地の魅力を伝える市民向けフェスタを開催します。フェスタでは、各団体の取り組み・生息する動植物の紹介、専門家による講演や開催地の湿地の探索会などを実施する予定です。
一言アピール
活動時期
対象となる希少生物種
実施団体プロフィール
特定非営利活動法人 石狩川流域 湿地・水辺・海岸ネットワーク
特定非営利活動法人 石狩川流域 湿地・水辺・海岸ネットワーク
〒064-0808
札幌市中央区南8条西2丁目5-74 市民活動プラザ星園 201号
TEL:011-200-0973
FAX:011-200-0974
info@ishikarigawa-net.com
担当:鈴木 玲

特定非営利活動法人 北海道NPOサポートセンター
当法人は1998年に設立し、NPOへのサポート事業(各種手続き・会計支援、運営相談等)、NPO向けの講座・研修事業やネットワーク形成などを行っています。また、助成・委託事業として「中間的就労の場開拓に資する社会的企業等支援ネットワーク形成にかかる調査研究事業」(厚生労働省・2014年度)、「県外自主避難者への情報支援事業」(復興庁・2013~2015年度)、「新しい公共支援事業NPO等基盤強化業務」(北海道・2011~2012年度)などを実施してきました。
〒064-0808
札幌市中央区南8条西2丁目5-74 市民活動プラザ星園201号
Tel. 011-200-0973
E-mail: npo@mb.infosnow.ne.jp
担当:定森 光
