自然体験やものづくり体験をしながら、里山の森林保全の課題の解決に向けて活動する!
活動内容
島根県のSAVE JAPANプロジェクトは、絶滅危惧種である「ツキノワグマ」との共存をテーマに開催します。対象は都市部に住む高校生と一般応募の参加者。実際にツキノワグマの生息地へ出かけ里山林の作業を担っていただきます。ツキノワグマは、中国地方の生態系ピラミッドの最上位に位置付けられています。
しかし昨今は、ツキノワグマが人の生活圏に姿を表し、不幸な事件が発生してい
ます。その背景には、里山の生活者が大きく減少したことにより、里山の維持管理ができなくなったことが挙げられます。そこで参加者には、本プロジェクトを通して、ツキノワグマの性質や生態、人の側の問題点を学んでもらいたいと考えています。
一般応募の参加者は、10名程度を募集する予定です。出雲西高等学校の環境福祉コースの2年生(約60名程度)と一緒に、ツキノワグマの生息地との境界である出雲市佐田町を訪問します。当日は①座学を通してツキノワグマについて理解を深め、人との共存に向けた理
解を持ってもらい、②人とツキノワグマとの境界を明確にするため、間伐・枝打ち・下草刈り等の里山林整備を行ってもらいます。一般の応募者には、座学と里山林整備体験に、森林を楽しむイベントをプラスしたいと考えています。
一言アピール
ツキノワグマと同じ時代に生きている幸せを感じよう!
活動時期
平成30年9月18日(火)を予定しています。(変更の可能性があります)
対象となる希少生物種
ツキノワグマ
実施団体プロフィール
特定非営利活動法人 もりふれ倶楽部
「里山自然塾」をはじめ、自然観察会、里山ものづくり体験、ネイチャーゲーム教室等、拠点の島根県立ふるさと森林公園のみならず、県内の公民館・学校・各種団体へ出前講座も実施しています。その規模は、年間70~100回程度、参加者合計約3千人程度です。自然体験やものづくり体験指導をしながら、里山の森林保全の課題(間伐の遅れによる山林の荒廃、人が手を離したため荒廃竹林が増加)の解決に向けて活動しています。
〒699-0406
島根県松江市宍道町佐々布3352ふるさと森林公園学習展示館
Tel. 0852-66-3586
Fax. 0852-66-3586
E-mail: morifure@coffee.ocn.ne.jp
担当: 野田真幹
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公益社団法人 日本環境教育フォーラム
日本環境教育フォーラム(Japan Environmental Education Forum:JEEF)は、国内外で環境教育を推進する団体や個人の会員とともに、環境教育によって持続可能な社会の実現を目指すNGOです。1987年に「第1回清里フォーラム(現:清里ミーティング)」を開催し、その事務局が母体となって1992年に日本環境教育フォーラムが発足しました。以来、「自然体験を通した環境教育」を根幹とし、幅広く質の高い環境教育の推進に向けて活動しています。
〒116-0013
東京都荒川区西日暮里5-38-5日能研ビル1階
Tel. 03-5834-2897
Fax. 03-5834-2898
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