泥干潟を守れ!トビハゼ救援クリーンエイド in 荒川
2017年11月03日(金)実施
レポート
当日のスケジュール
09:45 受付開始
10:00 はじめの会、活動の説明
10:20 清掃活動"調べるごみ拾い"
11:20 ふりかえり
11:30 泥干潟の生きもの観察
12:10 荒川〇×クイズ(賞品あり)
12:25 記念撮影
12:30 自由解散
10:00 はじめの会、活動の説明
10:20 清掃活動"調べるごみ拾い"
11:20 ふりかえり
11:30 泥干潟の生きもの観察
12:10 荒川〇×クイズ(賞品あり)
12:25 記念撮影
12:30 自由解散
実施内容
台風の影響もあり、大量の人工系河川ごみがたまっています。
人海戦術で人工系ごみを除去。「え!?こんなに!?」「なんでこんなものが!」「細かすぎて拾えない!」などなど様々な声が。
人海戦術で人工系ごみを除去。「え!?こんなに!?」「なんでこんなものが!」「細かすぎて拾えない!」などなど様々な声が。
トビハゼの観察。一時的に水槽にお引越し。
終了後、参加者を募って、トビハゼのコロニー見学へ。まとまった数の巣穴があるのは周辺ではここだけのようです。
このイベントで得られたこと
・実施エリアは河口から3kmと、東京湾は目前。海へと流出する前に約97袋(45ℓ換算)の河川ごみを回収できた。
・河川/海洋ごみ問題と私たちの生活が密接につながっていることを知ってもらうことができた。
・トビハゼやベンケイガニ類が生息する泥干潟から河川ごみが除去され、干潟が健全な状態に近づいた。
・今回回収された分のプラスチックごみがマイクロ化する前に除去されることで、生態系や食の安全を守ることに寄与した。
・河川/海洋ごみ問題と私たちの生活が密接につながっていることを知ってもらうことができた。
・トビハゼやベンケイガニ類が生息する泥干潟から河川ごみが除去され、干潟が健全な状態に近づいた。
・今回回収された分のプラスチックごみがマイクロ化する前に除去されることで、生態系や食の安全を守ることに寄与した。
参加者の声
- ポリ袋が多すぎてシリアスな問題だと思った。天気も良く「やり足りない!もっとやりたい!」と思えた。子どもとカニとクイズを楽しんだ(不明/不明)。
- 耳で聞くよりも実際参加することで普段から意識できる(女性/40代)
- 勉強にもなったし、自分自身の住む街なのでやりがいがあった(女性/40代)
- ごみを目の当たりにして驚き、関心が高まった(男性/60代)
- もうちょっとごみ拾いをしてもっときれいにしたい。大きいカニをもっと上手にさわりたい(小学2年生)
イベント実施結果
- 参加者数
- 120名(大人90名、子ども30名)
- アンケート回答数
- 86
- 参加者満足度
- 76.4%
- 実施してよかった点
- ・海洋ごみ問題はサミットや国連等で取り上げられ始めている一方、まだまだ世間への認知は進んでいないことから本イベントが問題認知の契機となったと思われる。
・荒川/干潟クイズでは子どもたちにも楽しんでもらえた。 - 実施して苦労した点
- ・当日足を滑らせてしまったり、泥にはまってしまったりした参加者の方には申し訳なかった。台風の影響で思ったよりも護岸場が滑りやすくなっていたことや新しい泥が上流から供給され、足下が想定よりもぬかるんでいたことに起因する。安全管理の難しさがあった。
・生物多様性に触れてもらうために「カニつかみ体験」を計画していたが、泥の堆積が著しく干潟へのアプローチが難しくできなかったのが残念。 - 特に寄付が活きたと感じた点
- 私どもの団体のみの主催ではなかなかこれほどの規模の運営はできませんのでたくさんの人に参加してもらうことができ、多くの河川ごみを除去することができました。また、荒川河川敷の中でもアクセスが悪く、仮設トイレも設置されていないエリアでしたので、今回を機に大規模にできたことがとてもよかったです。結果として仮設トイレの設置も、今回のイベントを契機にSMCシビルテクノス㈱さんにご協力いただけました。
メディア掲載
11月4日(土)読売新聞・朝刊(都民)
- 主催・共催
- 主催:特定非営利活動法人 荒川クリーンエイド・フォーラム
共催:公益社団法人 日本環境教育フォーラム - 協力・後援等
- 協力:認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協賛
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社