SAVE JAPAN プロジェクト 2018-2019

地域の自然に遊び、その関わりかたを学びながら、地方に対する自然な愛着を 育てよう。

活動内容

当団体は、秋田県側の白神山地の入口である藤里町を活動の中心に、地域住民の方々とともに里山の保全活動、地元学校向けの森林環境教育などに取り組んでいます。加えて、秋田県と友好都市提携を結んでいる甘粛省蘭州市や敦煌での植林事業を10年以上継続して参りました。

本プロジェクトにおいても「里山の自然を知り、地域の森や山との関わりを学びながら、地方に対する自然な愛着を育てよう」という団体の基本方針に変わりはありませんが、とりわけ秋田市など県内の都市部の人たちに白神山地や藤里町の自然を知るきっかけを作り、町を訪れる人が増えるような企画作りにも努めます。

企画のポイントは、田舎の暮らしを楽しもうというものです。藤里町には白神山地だけでなく、横倉の湧水に代表されるような清水も豊富でホタルの生息地にも恵まれます。昼間にブナの森を散策した後は、地域の方々とともに郷土料理を味わい、ホタル観察会を開くことを機軸としますが、雨天時には、地元の製材所で町産材や間伐材を利用した木工体験なども創意工夫します。

田舎ならではのゆっくりした時間を過ごしながら、地域の自然を学ぶことが生活の豊かさにつながることを五感で体験できるプログラムを組み立てます。

一言アピール

今年度は3年目として、これまでにリーチできなかった層にもアピールし、 SAVE JAPANについてより多くの人に認知されることを目指します。

活動時期

7~8月中

対象となる希少生物種

・ゲンジボタル、ヘイケボタル
・シラネアオイ(岳岱にて観察できる):準絶滅危惧種


「秋田県の絶滅のおそれのある野生生物 秋田県版レッドデータブック
2014-維管束植物-」http://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/8066

 

実施団体プロフィール

特定非営利活動法人 あきた白神の森倶楽部

世界自然遺産の白神山地やその周辺部の自然についての調査研究と、その保全に関する事業を行い、自然環境保護の啓発及び地域の活性化、自然を活用した産業の育成、環境教育の普及、さらには温暖化防止等のための植林活動などに取り組んでいる。具体的には、白神山地の新たな探索コースの検討、地元高校生を対象とした植樹とブナ林の探索会、地域住民と協働での里山づくり、さらには中国の黄土高原での植林事業などを実施している。

特定非営利活動法人 あきた白神の森倶楽部

〒018-3205
秋田県山本郡藤里町粕毛字阿弥陀岳185-1
Tel. 0185-79-2808
E-mail: shiragami.forest@live.com
担当:武田英文

特定非営利活動法人 あきたパートナーシップ

秋田県内における、民間非営利団体の運営や活動を支援することによって、これらの団体の活性化を図るとともに、NPOと市民、行政、企業等との協働を促進し、市民参画社会の構築を目指す。

特定非営利活動法人 あきたパートナーシップ

〒010-1403
秋田市上北手荒巻字堺切24-2
Tel. 018-829-5801
E-mail: jun@akita-partnbership.jp
担当: 代田 浩章