SAVE JAPAN プロジェクト 2021-2022

レポート

親子で探検!牧場の生きものワールド

2021年11月27日(土)実施
  • ほにゅう類
  • 昆虫・その他
  • 森林
  • 里山
  • 高原

レポート

130 年以上の歴史を持つ牧場で維持されてきた草原環境をフィールドとして、草原に生きる動植物を観察しながら多様な「いのちのつながり」を楽しく学びました。

当日のスケジュール

13:00 神津牧場の講義室で参加者とイベントの開催趣旨などを説明しました。
13:50 牧場内で子牛や搾乳の様子などを見学しました。
14:30 吹雪原(ふぶきっぱ)へ移動し、草の食害を防ぐゲージを作製・設置しました。
15:30 シカやアナグマなどの痕跡を探し、アナグマの巣穴を観察して、
     アナグマのエサになるミミズの話を聞きました。
16:45 講義室に戻ってスライドを見ながら、アナグマの暮らしなどを聞きました。
18:15 車に乗って夜の草原へ出発。
             暗闇をサーチライトで照らし、動物の光る眼を探すライトセンサスを行いました。
19:30 今日の感想などをアンケートに記入し、集合写真を撮って解散しました。


実施内容

1.ゲージを作製・設置しました
ゲージ(金網)を組んで1メートル四方を囲みました。
どれほど動物に食べられるのか、来年夏に周囲と見比べます。

2.動物の痕跡を探しました
皮を食べられた木や動物のフンなど、森に生きる動物たちの痕跡を探し、
習性や暮らしを知りました。

3.アナグマの暮らしを聞き、集合写真を撮りました
防寒着に身を包みながらも,思った以上に寒かった11月終わりの草原で、
野外プログラムを楽しみました

参加者の声

  • 人間と野生生物の共生は難しいことだと思いました(40代)
  • シカの食害の話はよく聞いていたけれど森林との関りについて初めて理解することができた(30代)
  • アナグマの巣穴が思ったより大きくてびっくりしました(小学生)
  • 生き物と自然の関係性、つながりを知りました(40代)

イベント実施結果

参加者数
30
アンケート回答数
9
参加者満足度
89%
実施してよかった点
日本で最初の西洋式牧場を見学でき、放牧でのびのびと過ごすジャージー牛の濃厚なミルクを味わうことができました。
草原での探索は思った以上の寒さでゆっくりできませんでしたが、シカの食害やアナグマ、ミミズなどのことを知り、参加者は環境と野生生物との関係などに興味を持ってくださたようです。
参加者アンケートでは、全員が「満足」と「ほぼ満足」で「今後もこのような環境保全イベントに参加したい」と答えています。
次回のプログラムは、夏の草原。今回設置したゲージで、野生動物にどれぐらい草が食べられたのかを検証するのが楽しみです。

実施して苦労した点
11月下旬の草原での開催にあたっては、寒さや雪を心配しました。参加をためらって申し込まなかった方もあったと思います。
当日の日陰には、前日から降った雪がわずかに残り、夕方からまた雪が降ってきたので、早めに引き上げました。
動植物を観察した吹雪原(ふぶきっぱら)は、その名の通り強く冷たい風が吹いていました。
もっとじっくり探検・観察したいところだけれど、寒さに耐えきれませんでした。

特に寄付が活きたと感じた点
SAVE JAPANプロジェクトの一環となるイベントとして広く周知し、参加者を募ることができたことで、環境保全と生物多様性に取り組む団体が身近にあることを知ってもらえたことが大きな成果だと考えます。
動物による食害を観察するためのゲージの材料費やライトセンサスで用いたサーチライトなど、今回のような機会がないと取得しがたかった物を用意できたことが特にありがたかったです。
主催・共催

主催 NPO法人 生物多様性研究所あーすわーむ
   特定非営利活動法人 長野県NPOセンター 

協力・後援等

協力 (財)神津牧場
   麻布大学野生動物学研究室
   佐久市市民活動サポートセンター(さくさぽ)

後援 佐久市

協賛
損害保険ジャパン株式会社