ツキノワグマと山を正しく知って・身を守る方法を学ぼうin関川
2024年06月30日(日)実施
レポート
ツキノワグマや土砂災害について正しく知り、いざという時に身を守る方法を学ぶワークショップイベントを、6月30日に関川村の農村交流センターの~むで開催しました。
ワークショップでは、①地域を知ろう!②土砂災害を知ろう!③ツキノワグマを知ろう!の3つのパートで、それぞれ災害支援団体や環境団体の先生がクイズを交えて解説。また最後には参加者全員で「クマスプレー」の噴射体験を行いました。
中山間地域や里山の「防災」について、鳥獣(クマ)と自然災害(土砂災害・水害)の視点から、「自分の身を守ること」や「自然環境との共生」考えるきっかけとなりました。
当日のスケジュール
10:00~イベント開始
10:05~地域を知ろう!(関川村農林課より)
10:20~土砂災害・水害を知ろう!(中越防災安全推進機構より)
11:00~5分間休憩
11:05~ツキノワグマを知ろう(新潟ワイルドライフリサーチより)
11:50~ふりかえり、アンケート記入
12:00 終了・解散
10:05~地域を知ろう!(関川村農林課より)
10:20~土砂災害・水害を知ろう!(中越防災安全推進機構より)
11:00~5分間休憩
11:05~ツキノワグマを知ろう(新潟ワイルドライフリサーチより)
11:50~ふりかえり、アンケート記入
12:00 終了・解散
実施内容
①地域を知ろう
関川村内のクマ出没件数や出没場所、対策の様子などについて紹介
②「山を知る(土砂災害や水害から身を守る方法を学ぶ)」セッション
公益社団法人中越防災安全推進機構の野村卓也さんが講師となり、山の災害の種類や前触れなどの特徴、災害発生時の行動などについて解説しました。
③「ツキノワグマを知る(鳥獣被害から身を守る方法を学ぶ)」セッション
NPO法人新潟ワイルドライフリサーチの今村舟さんと清水あゆみさんが講師となり、希少生物でもあるツキノワグマやイノシシ等の生態、遭遇したときの対処法を解説しました。
最後に、参加者一人ずつ「クマスプレー」の噴射体験を実施。
参加した子どもたちからは「ちょっと辛いにおいがするー」「いきおいがすごい!」、実際に噴射した大人からは「噴射機会が訪れないのが一番ですが、山に入るときは音の鳴るものやこういったスプレーなどしっかり対策したい」などの感想が聞かれました。
関川村内のクマ出没件数や出没場所、対策の様子などについて紹介
②「山を知る(土砂災害や水害から身を守る方法を学ぶ)」セッション
公益社団法人中越防災安全推進機構の野村卓也さんが講師となり、山の災害の種類や前触れなどの特徴、災害発生時の行動などについて解説しました。
③「ツキノワグマを知る(鳥獣被害から身を守る方法を学ぶ)」セッション
NPO法人新潟ワイルドライフリサーチの今村舟さんと清水あゆみさんが講師となり、希少生物でもあるツキノワグマやイノシシ等の生態、遭遇したときの対処法を解説しました。
最後に、参加者一人ずつ「クマスプレー」の噴射体験を実施。
参加した子どもたちからは「ちょっと辛いにおいがするー」「いきおいがすごい!」、実際に噴射した大人からは「噴射機会が訪れないのが一番ですが、山に入るときは音の鳴るものやこういったスプレーなどしっかり対策したい」などの感想が聞かれました。
このイベントで得られたこと
・水害や土砂災害の発生メカニズム、大雨や台風のとき事前に備えること、発生の危険が迫っているときに備えることなどについて学ぶことができました。
・ツキノワグマの生態、里山や街中に出没する理由、出くわしてしまったときの姿勢や注意ポイントなどについて学ぶことができました。
・地域の自然環境を正しく知り、共生していくことの大切さを学び合えました。
・ツキノワグマの生態、里山や街中に出没する理由、出くわしてしまったときの姿勢や注意ポイントなどについて学ぶことができました。
・地域の自然環境を正しく知り、共生していくことの大切さを学び合えました。
参加者の声
- 大雨でにげるときは、ながぐつじゃなくてスニーカーがいいのがわかった。
- イノシシのおやこのどうががおもしろかった。動物は子どもでも近づくと、母おやが出てくるからあぶない。
- 登下校時など、子どもたちだけになる状況で役立つことを学べてよかったです。
- 日ごろから、危ない場所を子どもと知っておくのも大事だと思った。
イベント実施結果
- 参加者数
- 22
- アンケート回答数
- 17
- 参加者満足度
- 92%
- 実施してよかった点
- ・「土砂災害と水害」「ツキノワグマ」、それぞれ別々で講座やセミナーは実施されているが、両方一緒に取り上げることで中山間地の防災として総合的に学ぶ機会を作れました。
・環境団体、災害支援団体、自治体のつながりを作ることができました。
・関川村会場は、子どもや親子連れにたくさん参加していただけてよかったです。 - 実施して苦労した点
- ・関川村は土砂災害やクマの被害の危険性が高い中山間地域であるが、人口規模も少なく、中心部からかなり距離があるため、そういったところで参加者募集の面で苦労しました。
- 特に寄付が活きたと感じた点
- ・イベント開催地の小学校と中学校へチラシを全戸配布することができました。
・それぞれ専門性を持つNPO等と連携して県内2か所でワークショップを開催することができました。新潟県は広域なので交通費等にも活用させていただき感謝しています。
メディア掲載
・上越タイムス 6月3日発行号(イベント開催案内)
・上越タイムス 7月8日発行号(イベント開催報告)
・上越タイムス 7月8日発行号(イベント開催報告)
- 主催・共催
- NPO法人新潟ワイルドライフリサーチ
NPO法人くびき野NPOサポートセンター - 協力・後援等
- 協力/公益社団法人中越防災安全推進機構
後援/関川村 - 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社