SAVE JAPAN プロジェクト 2025-2026

レポート

大土町の棚田に居る生き物調査をしよう

2025年11月24日(月)実施
  • 昆虫・その他
  • 里山

レポート

大土町には棚田や原生林がある豊かな里山環境が残る所、自然や棚田を守ることは防災にも繋がります。

講師には、一般社団法人環境文化研究所の田中謙次氏、久保田裕之氏をお迎えし、この自然豊かな場所で生き物探しをしてみました。

当日のスケジュール

当日スケジュール
 9:30 あいおすふれあい広場集合
10:00 大土町 現地集合 挨拶と当日の予定説明
10:20 生き物探しの体験開始
12:00 体験終了、昼食(お弁当)
12:45 バスであいおすふれあい広場へ移動、解散

実施内容

石川県加賀市大土町の里山で、棚田での生き物探しを行いました
大土町は住民が1名しか住んでいない限界集落であり、加賀東谷伝統的建造物群保存地区に指定されている自然と人間の共生により山奥の集落の暮らしが色濃く残っている場所です
 
お住まいの方から、いろいろな生き物が居るというお話は伺いましたが、実際にどのような生き物がいるのか探してみようという企画です

講師の田中さんと久保田さん挨拶からスタートです

①講師の田中さんと久保田さん挨拶からスタートです.jpg

生き物探しのタモをもって現地へ移動

③生き物探しのタモをもって現地へ移動.jpg

棚田に出て生き物を探します

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生き物をトレーに入れて観察

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生き物を捕まえた場所をマッピング

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マップを見ながら再度生き物を見つけに

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生き物を見つけトレーに移動

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棚田でどんな生き物が取れたかMAP完成

⑨棚田でどんな生き物が取れたかMAP完成.jpg

マップを見ながらみんなで感想共有(生き物は元の場所へ)

⑩マップを見ながらみんなで感想共有(生き物は元の場所へ).jpg

このイベントで得られたこと

これまで住民の方の記憶に寄るところが多かったが、実際に生き物調査をすることで、ドジョウやカワニナ、バッタ、ヨコエビ、ヤゴなど約10種類の生き物を実査に見つけることができた。
夏にも大土町の川で生き物探しをして、どのような生き物や昆虫がいうるかを見ていきたいと思う

参加者の声

  • 大人も子どもも楽しそうでした。見たことのない生きものがいて、新しい発見がありました。 田んぼの生きものは、山の木も大切だということが改めてわかってよかったです。(50代)
  • 晩秋の季節でありましたが、思っている以上に生物がいると感じた(60代)
  • 久々に自然にふれられて気持ちよかった(30代)
  • つかまえるだけでなく、マーキングしてみんなと情報を共有できたのが楽しかった(50代)
  • ぼくは木がどしゃくずれをまもることにびっくりしました(小学生)

イベント実施結果

参加者数
23名
アンケート回答数
22名
参加者満足度
95%
実施してよかった点

加賀市の一番奥という立地が集客の面で難しく、またこの町を知ってもらうという段階からのスタートでしたが、新たにしていただける方の輪が広がるきっかけになることを実感できました

実施して苦労した点

新団体との連携初イベントでしたので、手探りの所もありましたが、日本NPOセンターの皆さんのフォローアップや一緒に活動を始めた、一般社団法人おおづちの方々のご協力で無事終了できました

特に寄付が活きたと感じた点

多くの車を入れることが出来ない地区であり、レンタルバスを借りることで、その課題を解消することが出来ました

メディア掲載

新聞報道
令和7年11月25日 

北陸中日新聞里山、小さな命 守る 環境を考えるプロジェクト始動 重伝建地区の山中・大土 親子連れら 棚田で生き物調査」

北國新聞

主催・共催

・主催:一般社団法人おおづち
・共催:NPO法人こまつNPOセンター

協力・後援等

・協力:特定非営利活動法人NICE
    認定NPO法人日本NPOセンター

協賛
損害保険ジャパン株式会社