SAVE JAPAN プロジェクト 2018-2019

レポート

マングローブの生き物を観察しよう!

2019年07月28日(日)実施
  • ほにゅう類
  • コケ
  • 昆虫・その他
  • 種子植物・シダ

レポート

今回、世界自然遺産登録を目指す奄美大島を後押しするために実施したマングローブの生き物観察でしたが定員を大きく上回る申し込みがあり会場にも入りきれない状態で3班に分けての実施でした。開始直前まで大雨で実施が危ぶまれましたが開始時間には雨も上がり、絶好の日和となりました。地元の人たちも初めて知ること・初めて見るものも多かったみたいで改めて奄美の自然を感じていたようでした。南海日日新聞にも取り上げられました。

当日のスケジュール

当日スケジュール

9:30~  参加者受付

10:00  開会式・オリエンテーション

       各班集合写真後、観察会に出発

10:30~ 観察会

12:00  アンケート記入後解散

実施内容

開会式の様

★開会式の様子
損害保険ジャパン日本興亜株式会社宮原鹿児島支店長挨拶       

奄美野鳥の会 鳥飼理事長挨拶


川の中に種が落ち芽をだし成長しているとのことでしたが植えられたようにきれいに並んでいました。





子どもたちが見つめる先には穴から出てくるオキナワハクセンシオマネキの姿が!人が動けばすぐ穴の中に引っ込んでしまいます。


 

 

このイベントで得られたこと

イベントを振り返って

奄美の自然の奥深さに感動しました。住用川と役勝川が流れ込む河口に広がるマングローブ原生林は、国内では沖縄県西表島に次いで2番目に広い70ヘクタール超に及び、奄美群島国立公園の特別保護地区となっている。参加者らは同町のマングローブパークに集合後、3班に分かれて干潟に移動。講師を務めた同会会員で奄美群島認定エコツアーガイドの越間茂雄さんは、マングローブ林を形成するオヒルギとメヒルギの葉っぱや根の形などの特徴を説明。秋ごろになると褐色の甲羅が青くなるミナミコメツキガニや、片方だけ大きなハサミを振る姿がユニークなオキナワハクセンシオマネキ、水面を飛び跳ねるミナミトビハゼなど、干潟に生息するさまざまな生き物を紹介。はだしで歩く参加者もいて、子どもたちは泥だらけになって生き物探しを楽しんでいた。

 

参加者の声

  • マングローブ原生林に入れることを知ることができ、マングローブのしくみや生き物のことを教えていただき、楽しい時間をすごせました。何年ぶりかで素足で歩いたことも楽しかった。
  • 日頃見れない物(希少生物種)が見れた。
  • マングローブに徒歩で入れるとは知らなかった。案内人の説明も良かった。
  • カヤックなどをつかって魚も見たいです.
  • 山の中で、るりかけすを見つけてみたい。

イベント実施結果

参加者数
112名
アンケート回答数
87名
参加者満足度
90.5%
実施してよかった点

実施してよかった点

・今回のイベントに参加し、環境問題や希少生物種への興味や知識が向上したという意見が多かった。

・地元でありながら初めてマングローブを歩いたという人も多かった。地域環境や生物多様性などを見直すきっかけとなれたと考える。

・親子連れが多く、環境を通じた親子の交流ができた。

実施して苦労した点

苦労した点

・おもわぬ誤算で参加者が予定を大きく上回った為、参加者の安全面やグループ分けなどスタッフには苦労をかけた。

・100人を超える参加者ということで受付、アンケート回収など事前の打ち合わせを何回も行い、スムーズにイベントが出来たことは現地スタッフ等に感謝している。

特に寄付が活きたと感じた点

特に寄付が活きたと感じた点

・旅費などが認められたことにより通常では難しい離島でのイベントを開催することが出来た。

メディア掲載

・専門的な講師等を確保することが出来た為、あらゆる質問等に対応できた。

実施結果

参加者数  112名

アンケート回答数  87名

満足度結果   90.5%(アンケート回収87名中名)

※大人は満足・やや満足、子どもはまた参加したいを満足と判断して集計

 

 

新聞記事


主催・共催
NPO法人 鹿児島県 NPO事業協会
協力・後援等

協力:認定NPO法人日本NPOセンター

協賛
損害保険ジャパン日本興亜株式会社