[愛媛]かわうそ復活プロジェクト 南予の鳥写真パネル展を八幡浜市と松山市で開催

夏鳥を観察しよう!【ブッポウソウに会いたいな~】

■プログラム名:野鳥の写真で学習して南予のフィールドに飛び出そう

夏鳥を観察しよう!【ブッポウソウに会いたいな~・・】


■プログラム実施日:写真展(八幡浜会場)平成24年7月11日(水)~16日(祝)

写真展(松山会場)7月23日(月)~28日(土) いずれも10~17時・
野鳥の観察会(大洲市肱川流域)7月29日(日)9時~11時30分


■期間中の大まかなスケジュール


○ 写真展(八幡浜市・松山市)

 
 
撮影者から解説を聞く(八幡浜会場) コース案内 右端、解説中の岩田(八幡浜会場)
 
 
 ギャラリートーク スライドを使って(八幡浜会場)  手狭な会場 展示を工夫した(松山会場)


写真展で学習するプログラムは、ギャラリーとオープンスタジオでの野鳥写真パネル展でした。
写真展で使用した野鳥の写真は、NPO法人かわうそ復活プロジェクトが2月に発刊した図鑑に使用した写真でNPOメンバーが撮影したものです。解説文も南予の鳥の図鑑を利用し、会場では野鳥部隊のメンバーが解説を行いました。写真展最終日には(自然に学ぶ集い)ギャラリートークを開催、八幡浜では42名の参加、松山では11名の参加でした。
総来場者数はカウントしておりませんが、芳名録記帳者350人以上。多くの方に野鳥のすばらしさを伝えられ、感動していただきました。
 

○ 野鳥の観察会(大洲市)
自然観察会(スタッフ含む34名)では、双眼鏡の使用方法の学習・野鳥の生活環境と人との関わり・自然観察と野鳥観察を行いました。夏の暑い日の観察会は川沿いの木陰を歩く、気持ちの良い自然観察会でした。指導者が見つけた鳥にすかさずスコープを合わせてくれる。覗くと鳥が目前に!
ゴール後、見えた鳥の数の確認をしました。参加者の見た数は指導者の3分の1程度。馴れるともっと沢山見られるんだ!と判りました。

 

 
 
ゴール地点 最後の獲物を狙う(大洲観察会) 川の対岸に鳥が?(大洲観察会
 
 集合写真  


■プログラムを実施して

・参加人数

○ 写真展
八幡浜市民ギャラリー356名(名簿記入者)以上 アンケート回答者:115名
松山 大手町オープンスタジオ ・・・・・アンケート回答者数26名
○ 野鳥の観察会 34名   アンケート回答者数25名

参加された方の満足度   :平均満足度 90,4%


■参加者の感想

○ 写真展
・身近にこんなに多くの野鳥がいることに感動しました。
・こんな写真展は初めてでした。来年もまた開催してください。
・撮影者ご本人の解説や苦労話が聞けて感激しました。(以上写真展アンケートより)

○ 野鳥の観察会
・久し振りに自然を満喫でき、癒されました。スタッフの気配りに感動。冷たいおしぼり気持ち良かったです。
・環境保全と暮らしの両立について深く考えさせられました。(途中で川面にラジコンボートを轟音をあげて走らせる人が現れ、鳥が逃げてしまったことを受けて)


■プログラムを実施して苦労した点

○ 写真展
広いギャラリーでの写真展示をするのには時間と労力がかかりました。

○ 野鳥の観察会
観察会参加者募集について、特に地元での写真展を先行したため、松山からの参加者枠を確保するために観察会へのつなぎに消極的にならざるをえなかったことです(定例の観察会への参加をご案内した)。
観察会では、松山周辺の参加者を多く集めたかったが、少なかった事が残念でした。 地元の写真展では多くの方に参加していただき、観察会参加希望者もありましたが、松山周辺からの参加者増強を目指した為に、御断りをした事があり残念でした。
夏休みに入り、子どもたちの参加を期待しましたが、少なかったです。子どもを狙うには企画が中途半端でした。観察会の質を保持するために定員30名を固持しましたが(参加者数が増えれば、機材や指導者の定数があるため、密度が薄まる)そのことと、関心層を拡げることとのバランスが難しかったです。


■プログラムを実施してよかった点

○ 野鳥の写真展は、パネル・会場に予算がかかり通常は実施の難しいプログラムです。
今回は(南予の鳥の図鑑)の発刊もあり、質の高いプログラムに仕上がりました。
参加者の感動されている姿を、沢山見ることができました。よかったと感じました。

○ 野鳥の観察会
いくら綺麗でも写真は写真です。観察会の現場では、生きている野鳥の命の観察会になりました。
暑い日のプログラムでしたが、野鳥をスコープで見たときの感動は、参加者の思い出になったでしょう!

○ 写真展と観察会(プログラム総括)
いろいろな方々の協力で、プログラムが実施できたことに感謝しています。
新しい出会いの場となりました。多くの方に感動していただきました。
大変良いプログラムだったと思いました。


■特に、寄付が活きたなーと感じた点

・終了後におこなったに、プログラム(写真展)参加者3名に、参加していただきました。         
※自然環境保全に関心のある、熱心な方と出会えました。大変・良かったな~と感じました。
・熱心な人材確保はNPOの課題です。SAVE JAPAN プロジェクトに感謝いたします。
・写真をパネルに仕立てるにはコストが掛り、その資金を拠出できたことで「資源」にしてもらえたと思います。スコープ一式(高いですからねぇ)をこのプログラムで購入していただき、今後の観察会に活用していただけます(法人所有ははじめてです。それまでは有志の個人所有のものを使っています)。

 

#