[滋賀]ぼてじゃこトラスト 親子で楽しむ雑魚捕り体験教室

親子で楽しむ雑魚捕り体験教室

■プログラム名

親子で楽しむ雑魚捕り体験教室

 

■プログラム実施日

2012年8月26日(日)

 

■参加者数

81名(うちスタッフ21名)

 

■当日はこんな感じでした

 

朝のようす

集合場所の「ウォーターステーション琵琶」

真っ青な空に「SAVE JAPAN PROJECT」と実施団体「ぼてじゃこトラスト」ののぼりが参加者をお出迎え。

今日はきっと楽しいぞ~~。

 

 

 

 

 

  

水路で活躍する胴長

水路で雑魚捕りをする時に活躍する胴長。

これがあれば、少々のことにも気にせず、どんどん動き回れます。

参加者の人数分(大人限定ですが)揃って、出番を待っています。

 

 

 

 

 

 

参加者の集合写真

協賛いただいた損保ジャパンからは滋賀支社、実施団体ぼてじゃこトラスト、運営支援団体しがNPOセンターからの挨拶が終わり、みんな揃って集合写真を撮りました。

子どもたちははやく魚つかみをしたいのでしょう、そわそわしてます。「念のためにもう1枚お願いします」の声にブーイングでした。

 

 

 

 

 

 

魚つかみの説明

魚つかみをする大戸川周辺の水路までは、バスで移動。そこでスタッフの方から、魚つかみの方法とコツを教えていただきました。

タモ網を流れに向け川底にあて、上流のあたりを足でドンドンと踏むと、魚たちが慌てて泳ぐので、そのまま網に入るのだそうです。逃げ場が少ない、川の端によせた方が効果的だそうです。

ちょっとしたコツ、大事ですよね。

 

 

 

水路に入って魚つかみ
 
タモ網を立てて使います
 
網をのぞき込んでいます

思い思いに水路に入ります。

何がかかるかな・・・・。

 

教えていただいた通りに、タモ網を

川底にたてて魚を追い立てます。

 

何が入っているかな?網に顔を突っ

込んで確かめています。

 

 
 

網の中には、いろいろな生きものが・・・・

網をのぞくたびに歓声があがります。何も入っていないとため息です。   

 

ハグロトンボがいました。

 

 
 

 

午後からは「ウォーターステーション琵琶」に戻り、捕った魚の解説をしていただきました。

子どもたちはみんな、身を乗り出して聞いています。

でも実は・・・・この後ろに取りまいている大人たちも 、とっても熱心に解説を聞いています。親子での活動ですが、それぞれの興味が引き出されていく感じです。

 

 

 

 

 

 ここから、子どもと大人に別れての活動。

大人は研修室での講話です。「琵琶湖の魚から身近な環境を考える」をテーマに、滋賀の現状、貴重種保全活動、外来種問題など、広い範囲にわたってのお話を伺いました。

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちは、貝細工に挑戦。

前半チームと後半チームに分かれて、貝を使った魚のマスコットを作ります。

用意していただいた貝(布でくるまれています)に、フェルトで思い思いにひれを付けていくと・・・・どんどん魚らしくなっていきます。

どんなのができるかな~。

 

 

 

 

 貝細工をやっている横でも、いろいろな楽しい取り組みが!!

 
 

ザリガニつかみ!!

最初怖がっていた子どもたちも、

ほら両手でつかんでます。

 

おさかなパズル

発泡スチロールのお手製です。

みんな、よ~く考えてね!

 

ビワマスの一生すごろく

琵琶湖と川を生育域とするアユ。

楽しみながら生態を学べます。

 

 

最後は、おさかなクイズ。

魚の写真を見比べながら質問に答えていきます。みんな、真剣なまなざし。

一問ずつ解説していただきながら解答が披露されると、大歓声。10問全問正解の子どももいましたよ。みんな、魚が好きなんだなあ。

 

 

 

 

 

 

そして、今日一日の楽しかった思い出を胸に、閉会となりました。

活躍してくれた胴長、お役目ご苦労さまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

■参加者の感想

    ・胴長っていいな(男性)
  ・子どもたちに川遊び体験をさせることの大切さを強く感じました。家の近くには遊べるような川がないのですが、車で出かけてでも子どもが小さいうちにいろいろな感覚を体験させてやりたいです。(40代女性)
  ・魚捕りの時間が、もう少し長ければよかった。(30代女性、30代男性、40代男性)
  ・シマドジョウなど、めずらしい魚がとれたこと。(40代男性)
  ・子どもは雑魚捕りが初めてでこわごわでしたが、とても嬉しかった様子です。(20代女性)
  ・川で魚を捕っている時に、ヤゴとかエビとか、魚以外にも本当にたくさんの生きものがとれてびっくりした。(30代男性)
*番外編(川からの帰りのバスの中で、お父さんが子どもに)
  ・「また、さかなつかみに川に行こうな!!」

 

 

■プログラムを実施して苦労した点

   

・たくさんの方に参加していただいたのはとても嬉しかったが、人数が多いため、全体のスケジュールに沿っての行動とするために、時間的に追い立てるような感じの場面がありました。

 →特に、雑魚捕り。バスが来ているので「早く、早く」を連発してしまいました。

  ・雑魚捕りはグループに分かれての活動で、場所によって捕れる魚に差があったかもしれません。
  ・みんなを飽きさせないメニューのための準備に、実施団体のみなさんが事前・事後と、労力を惜しまず動いてくださったが、なかなか大変だったようです。

 

 

■プログラムを実施してかった点

    ・何よりも子どもたちの楽しそうな笑顔。そして「また、さかなつかみをしたい!!」という声。
  ・子どもだけではなく、大人も本当に熱心にプログラムに取り組んでくださいました。特に子どもが小さいうちは、大人の思いがなければ自然と触れ合う機会は作れません。今回のプログラムをきっかけに、自然との触れ合いの場を大人が意識して作っていくという意義が伝わったように感じます。

 

 

■特に寄付が活きたな~と感じた点

    ・胴長を全員に用意できたこと。これにより、大人がみんな川に入ることができ、「プログラムを実施してよかった点」にもあげたような成果が高まったと思います。
  ・多くのスタッフに集まっていただくことが可能となり、予定より多い参加者にも対応ができました。少ないスタッフではプログラムの進行や、安全面で心配があります。
  ・今までと違う媒体で広報ができ、これに反応してくださった参加者がいました。これにより、新たな参加者層があったのではないかと思います。
*どうもありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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