SAVE JAPAN プロジェクト 2013

和歌山 はしもと里山保全アクショングループ

小川に足を浸してカジカガエルの声を聞こう

川に足を浸し、カジカガエルの声を聴こう(2)

川に足を浸し、カジカガエルの声を聴こう

第2回目を8月25日に、橋本市北東部の里山で開催しました。
7月とは異なる風景が見られるのでは・・・と期待されたのですがあいにくの雨模様。しかし、奇跡的に雨があがり、内容を一部変更しながら実施しました。

■当日の流れ

前回と同じ要領で受付を設けて、観察フィールドへ下りていきました。
足下が滑りやすくなっていましたので、 ご配慮をいただき、遠回りにはなりますがより安全なコースをご案内いただきました。また、この日は時折雨がぱらついたこともあり、前回のように2班に分かれることなく、田んぼや水路を中心にまず1時間ほど生き物採集を楽しむこととしました。

その後、採集した生き物を持ち寄り、お子さんを対象にしたレクチャーを実施。残念ながらカジカガエルは姿を見せてくれませんでしたが、孵化して日が浅いとみられるカメが見つかり、みんな興味津々の様子でした。途中から雨が降り出したこともあり、前回ほど多彩な生き物を見つけることはできませんでしたが、日頃雨模様の屋外で活動することが少ないためか、子どもたちが逆にいきいきした表情で生き物を追いかけている様子が印象的でした。



運営団体のはしもと里山アクションチームのボランティアのみなさん。雨のなか誘導してくださいました。


損保ジャパン和歌山支店岩田支店長よりご挨拶をいただきました。


雨が降ったりやんだりの空模様でしたが、イベント開催直前に雨があがり、無事開催。


雨用の服装が幸いして?スタートと同時に田んぼの水路へ!


ボランティアの方のアドバイスを参考に生き物を探します。


一部の参加者さんは水路に直接入って生き物を探して回りました。雨合羽が大活躍!


採集した生き物を持ち寄って集めます。

 

水槽はたちまち多くの生き物でいっぱいに。

今回はカメの子どもが見つかりました!


時を追うごとに雨を気にしながらの観察となってしまいました。大人も必死になって生き物を探しました!

後半になると雨が強くなってきてしまい、プログラムを繰り上げて終了せざるを得ませんでしたが、その替わりにスイカ割りを楽しみました!


みなさん、おつかれさまでした!

■当日参加者 全体で47名(おとな29名、こども19名)
■アンケート回答数 29通(おとな19名、こども10名)  満足66%(「満足」:14名、「やや満足」:5名)

■おもな自由記述より・・・

 ◆意外と子ども心に戻れたです(40代・女性)
 ◆子どもが生き物とのふれあいを喜んでいた(30代・女性)
 ◆天候がよければなおよかった(30代・男性)
 ◆生のカジカガエルの鳴き声が聞けなかったことは残念(40代・男性)
 ◆川や田んぼでの生物の発見、スイカおいしかったです(小学校2年生)
 ◆カエルやおたまじゃくしやイモリをつかまえたことが楽しかった(小学校3年生)
 ◆かわあそびが楽しかった(小学校1年生)

■イベント実施で苦労した点

 今回はとにかく雨が心配でした。幸い開催することはできましたが、常に雨の動きをにらみながらの開催となり、プログラムを少し変更することになってしまったのが残念でした。

■イベント実施でよかった点

 地元の市民活動センターのつながりで、子ども会に呼びかけをさせてもらうことができ、参加者の掘り起こしにつながったものと考えています。

■特に寄付が活きたと感じた点

 上記の子ども会や、地元の小学校などまとまった単位に案内チラシを配布することができたのが今回特に効果があったと感じました。学校でもらってきたチラシを見て・・・という参加申込みも複数ありました。