大阪 すいた市民環境会議
吹田のレッドリスト作成に向けて
イベント概要・お申込み
2014年09月15日(月祝) 08:50-12:30
- まちなかにある小っちゃい草原~「吹田の原っぱ」は希少種の宝庫!
活動レポート
- まちなかにある小っちゃい草原~「吹田の原っぱ」は希少種の宝庫!
- *実施日:
- 2014年9月15日(月祝) 08:50-12:30
活動内容
市域全体が市街化区域に指定されている吹田市において、大阪府内では70年前に記録されたのみでその後の報告がなかった希少な植物「ヤマサギソウ」を発見。その場所は近々売却予定の府有地であるため、移植を行いつつ、保護・保全を検討しています。それをきっかけにイヌセンブリ、スズサイコ、アイナエという大阪府のレッドリストに載っている希少な植物が群生しているところも発見。これらは行政(大阪府や吹田市)の管理地であり、年2~3回の草刈がおこなわれる場のため、行政(大阪府や吹田市)に草刈の延期や、群生地のみ当会に草刈をまかせてもらう等の交渉をしつつ保全の努力をしています。
さらに、生育地の近くにある高校の科学部の生徒が、それらの希少種の観察記録等を担当するなど、私たちと共に活動中です。
それらを考慮し、市内全域でまだ残っている少なくなった植物の生育があるかどうかの調査をしてみようと活動を続けています。やがては、吹田市特有のレッドリストとしてまとめることを目指しています。ぜひ、皆さんも一緒に吹田市特有のレッドリストを一緒につくりませんか。希少種というべき植物を調査、観察をするため、観察会・勉強会を実施する予定です。
一言アピール
昔よく見かけた草が見られなくなりました。春の七草のホトケノザ(コオニタビラコ)やハハコグサなど、吹田にまだあるのでしょうか?吹田の希少種というべき植物を調査して、吹田のレッドリストを一緒に作りましょう。
団体概要
実施団体
特定非営利活動法人 すいた市民環境会議
1997年に吹田の環境をよりよい環境で次世代に引き渡そうと発足し、2001年NPO法人の認証を受けた。
活動の主眼は、
1. 市民、行政、企業と連携して吹田の良い環境を未来につなげよう
2. 身近な環境問題に目を向けよう
3. 自分たちが活動していて楽しい事をしよう
で、5つの委員会に分かれて活動している。学習研修委員会は「環境楽座」という連続講座を毎年続けている。まちなみ委員会は吹田市と協働で2000年のまちの姿を記録し、それをもとに市民のための観光マップを作った。その後、毎年数回散策会を開催。また、ほぼ毎年改定のための作業をしている。生活環境委員会は身近なところから省エネを考え、CO2削減に寄与すべく市民共同発電所として市内の中学校に太陽光発電施設を設置、エコクッキングやみどりのカーテン普及講座、身近な自然の材料を使ったクラフト教室などを実施。生き物委員会は大木・ツバメの巣・野草・街路樹・ヒメボタルなどの自然環境調査をおこない、現在希少種プロジェクトを担当。これらの活動の中には独立した団体が成立したり、他の団体でより発展した活動につながっているものがある。
会の発足当初より行政へのさまざまな提言や要望をおこない、「ヒメボタルとその生育する地域」を吹田市が天然記念物に指定したのも成果の一つである。
協働団体
大阪ボランティア協会 「あなたが動く、社会が変わる!」
1965年、全国に先駆けて誕生した市民活動サポートセンター。「ボランティア・NPO推進センター」「企業市民活動推進センター」の2つの部門を持ち、「市民活動を広め深めていきたい」と願うのべ約200人のボランティアスタッフと約20人の職員が、ボランティア(グループ)やNPO、企業の市民活動等を支援しています。
活動時期
夏に生育調査、秋に生育調査及び観察会。
冬(早春)に勉強会と観察会を予定しています。
随時移植先の生育確認作業をします。
お問合せ先
●イベント内容について
特定非営利活動法人 すいた市民環境会議
大阪府吹田市内本町2-18-8
Tel. 06-6319-0630 Fax. 06-6319-0630
E-mail: oda@sutv.zaq.ne.jp
担当者:平 軍二(責任者 [写真] )・小田信子
●プロジェクトの趣旨、イベント参加申込みについて
社会福祉法人 大阪ボランティア協会
大阪市中央区谷町2-2-20 2F
Tel. 06-6809-4901 Fax. 06-6809-4902
E-mail: office@osakavol.org
担当者:
梅田純平 [写真]
永井美佳(コーディネーター)