SAVE JAPAN プロジェクト 2016-2017

まなび・つながり・広げよう!SAVEJAPANプロジェクト大作戦 in 太宰府

活動内容

【環境教育プログラム1】まほろば自然学校による企画 “「場」の再生・保全”

近年、太宰府市では、田んぼや湿地等の水辺環境の減少、里山環境の衰退によって棲みかを奪われた生物が数多くいる(例トノサマガエル・カスミサンショウウオ・ヘイケボタルなど)。そこで、かつてのように生き物賑わう「場」の再生・保全を様々な団体や市民とともに行うことによって、生き物の保全につなげる。またそういった「場」は、環境教育の「場」としての利用価値の高い、重要な場所であることから、整備中、整備後は、広く市民を対象とした生物保全のための環境教育の場としても利用する。

1. 「場」の現状調査
植物・動物・調査を行い、整備計画を立てる。
2. 整備活動
月に一回程度、様々な団体・市民と共に「場」の整備活動を行う。
3. 「場」に生息する生き物を通した環境教育活動
具体的内容は調査の結果を見て企画する。

【環境教育プログラム2】既存イベントでの出展PR活動

市内のマルチステークホルダーによる市民参加型イベントで、SAVE JAPANプロジェクトを出展。具体的内容は実行委員会で検討し、当日の運営も実行委員会有志で実施する。

【環境教育プログラム3】対話型イベントの開催

「(仮)メイキング・オブ・SAVEJAPANプロジェクト2016」と題した、座談会形式のふりかえり会合を開催する。今年度の取り組みを題材に、すてきな企画づくりや協働のコツを参加者と意見交換する。公開型とし、多くの参加を呼びかける。

一言アピール

近年、実施団体「まほろば自然学校」が活動フィールドとしている太宰府市内では、市民参加型のユニークなイベントが増えています。今年度からの当プロジェクトでは、同市内で活動するNPO等による実行委員会が主となり、さらに多くの人々に、市内のNPO・ボランティアの存在を知っていただけるような参加型の企画を行います。NPOとの連携・協働の意義が改めて重要視され、よりよい課題解決のきっかけとムードづくりに努めます。

活動時期

2016年10月~2017年9月

実施団体プロフィール

まほろば自然学校

子どもたちをはじめ、多くの方々に生物多様性の重要性、価値を理解してもらい、さらには自然環境保全や環境問題などに取り組むことのできる人材を育成することを目標とする。生き物や自然環境をテーマとした環境教育プログラムの企画・実施、生き物や自然環境に関するデータの蓄積に努め、自然環境や生物多様性の保全、希少生物の保護に役立てるための生物調査、ビオトープ計画や希少種を含む野生生物の生息環境の保全や復元を計画・実施し、生物多様性の維持・向上を目指す環境設計・保全活動を主な事業としている。

まほろば自然学校

〒818-0132
福岡県太宰府市国分5丁目23の32
Tel. 092-922-1029
E-mail: s2_iwaiwa@csf.ne.jp
担当:岩熊志保

特定非営利活動法人 ふくおかNPOセンター

民間のNPO支援組織として、「草の根から、社会を描く。」を合言葉に、NPOの活動・運営に関するコンサルティングや人材育成研修、自治体の市民活動や協働に関わる研究活動や提案・助言、企業の社会貢献活動のコーディネート、その他多様な組織とNPOとのマッチング等、多角的なアプローチでのNPOの活動基盤強化を図る。2002年設立。事務局は福岡市中央区。

特定非営利活動法人 ふくおかNPOセンター

〒810-0001
福岡市中央区天神5丁目5-8-3C
Tel. 092-751-6042
E-mail: info@npo-an.com
担当:古賀桃子