来て、見て、理解してもらい、鳴神の希少植物を保護しよう。
活動内容
昔、人が入るから山が荒れると言われました。しかし今、林業の衰退とともに人が山に入らなくなった結果シカが増えてしまいました。アカヤシオツツジの幹をシカの食害から守るためテープを巻きました。レンゲショウマはネットで囲いました。ウバユリも木の枝でで囲いました。絶滅危惧種ⅠB類に指定されているヒイラギソウはネットで囲うことに皆の賛同が得られなかったためロープで囲うにとどめました。その為群落がかなり縮小しています。「種の保存法」による「国内希少動植物種」に指定されているカッコソウもロープで囲っているだけです。景観面からも、予算面からも、ネットやフェンスで囲うわけにはいきません。以前、カッコソウやヒイラギソウはシカが食べないと言われていました。しかし、近年ヒイラギソウは秋になるとシカに食べられてしまいます。宿根草なのでそのままなくなることはありませんが群落はかなり小さくなります。カッコソウはヒイラギソウほどではありませんがシカの食害が報告されています。これらを守るためには人がもう少しかかわりシカの食害を減らさなくてはならないと思います。そのためにも登山道を整備し、花の季節以外にも鳴神山に来てもらいたいと思います。
一言アピール
シカの食害から鳴神山を守ろう
活動時期
2016年12月
実施団体プロフィール
特定非営利活動法人 鳴神の自然を守る会
世界で群馬県東部の鳴神山だけに自生していて絶滅危惧種ⅠA類に指定されて、種の保存法の対象になっているカッコソウを中心に絶滅危惧種ⅠB類のヒイラギソウなど希少植物の保護を中心として、登山道の整備などを行っています。
特定非営利活動法人 鳴神の自然を守る会
〒376-0011
群馬県桐生市相生町1丁目259番地の2
Tel. 0277-53-7924
E-mail: kinnoubasi@gmail.com
担当:下山啓二
群馬NPO協議会
群馬NPO協議会は、県内のNPO法人が集まり、運営している団体です。県内のNPO法人の健全な発展および会員相互の情報交換などのため、県央・北毛・東毛3地区で、タイムリーな内容での例会や講演会、セミナーなどを開催しています。
〒371-8570 群馬県前橋市大手町1-1-1
県庁昭和庁舎 NPOボランティアサロンぐんま 内
Tel. 027-243-5118
E-mail: gunma-npo-kyougikai@nifty.com
担当:栗原輝彦