SAVE JAPAN プロジェクト 2016-2017

レポート

鳴神山をきれいのする作戦

2016年11月13日(日)実施
  • 種子植物・シダ

レポート

カッコソウは、世界で鳴神山のみに分布するサクラソウ科の多年草です。
春になると濃いピンク色の可愛い花を咲かせます。かつては普通に見られた
植物でしたが、現在では山でその姿を見かけるのは稀で、種の保存法に指定
されて以来、保存目的でも移植などが強く制限されています。
そのカッコソウが有名になると遠方からの登山者が増えました。
そこで、多くの皆様に楽しんでいただけるよう、去年9月の関東東北豪雨で
荒れてしまった登山道の整備を行いました。山の作業のため、機械を入れる
ことは難しい状況ですので、人の手での修復です。

当日のスケジュール

8時15分 集合 群馬大学体育館駐車場 桐生市東久方町1-5
8時30分 開会式
8時45分 分乗して現地へ移動
9時00分 作業現場へ移動 作業
11時00分 作業終了
11時30分 アンケート記入、閉会式
11時50分 終了・解散

実施内容

・種の保存補に指定されている日本で唯一「カッコウ草」が自生している登山道・谷川の整備を実施しました。

鳴神大滝前の参道整備

鳴神大滝前の倒木を川から搬出


鳴神大滝前の木橋整備


鳴神山参道整備(水が山道を流れない様に)


谷川から倒木や小枝を搬出


導管内に詰まった木や砂を搬出

このイベントで得られたこと

・地元支援センター(ゆい)と連携して活動を進めることができ、次につながる大きな活動につながる基礎固めができた。次年度は関係できる他の団体も交えて進める基礎固めができた。

・現地の駐車場が狭く駐車台数に制限があることから、群馬大学のご支援を受け、大学の体育館駐車場が利用させていただき、乗り合わせで登山口まで行く事が出来た。

・現地には、利用できるトイレが無いことから、登山口近くの梅田クラブを利用させていだいた。梅田クラブではトイレの利用だけでなく、アンケートの記入や閉会式が出来た。地権者・使用者との関係ができ、次年度以降も利用させていただけるつながりができた。

・この活動の計画が、地元の市会議員・県会議員にもつながり、今後活動を進めていくうえでの大きな応援者が出来た。

参加者の声

  • 動物の食害近年ひどいので、なんとかならないか。
  • もう少し班分けや指導係がいた方がいいと思う。どこで誰が何をどのようにするかが分からなかった。
  • 環境問題、社会貢献には継続してやっていきたい
  • 地元の環境作りに参加できてよかったです。
  • (子供の部):何が楽しかったか? ・土のうをつくり、それが自然保護にやくだつことがうれしいし、楽しかった。

イベント実施結果

参加者数
42名
アンケート回答数
30名
実施してよかった点
・今まで鳴神山に来たことのなかった人に鳴神山に関心を持ってもらえたこと。

・新たな人にカッコソウに関心を持ってもらえた。

・来年の春、花を見に来たいという人ができた。

・何気に歩く登山道も、手入れをしている人がいることが理解された

・今回作業した最上部、谷川がクランク状に曲がっているところの整備が出来、導水管に水がうまく流れるようにできたところ。

・導水管上部の谷川の多くの流木をかたずけられたこと。
実施して苦労した点
・班分け、作業指示などがうまく伝わらなかった。

・連携不足があり無駄な時間を過ごした。

・登山口に駐車場がないために移動に時間がかかった。
特に寄付が活きたと感じた点
・通年使用する作業するための道具がそろえられた。

・登山道整備のための資材がそろえられた。

・群馬大学理工学部の施設を借りることができた。