SAVE JAPAN プロジェクト 2018-2019

自然体験やものづくり体験をしながら、里山の森林保全の課題の解決に向けて活動する!

活動内容

島根県のSAVE JAPANプロジェクトは、絶滅危惧種である「ツキノワグマ」との共存を
テーマに、6月16日(日)開催を予定しています。対象は都市部に住む高校生と一般
応募の参加者。実際にツキノワグマの生息地へ出かけ里山林の作業を担っていただき
ます。
ツキノワグマは、中国地方の生態系ピラミッドの最上位に位置付けられています。し
かし昨今は、ツキノワグマが人の生活圏に姿を表し、不幸な事件が発生しています。
その背景には、里山の生活者が大きく減少したことにより、里山の維持管理ができな
くなったことが挙げられます。そこで参加者には、イベントを通して、ツキノワグマ
の性質や生態、人の側の問題点を学んでもらいたいと考えています。当日は、①ネイ
チャーガイドによる座学を通してツキノワグマについて理解を深めていただき、②山
林で人とツキノワグマとの境界を明確にするため、簡易な里山林整備活動を実施しま
す。③その後、ツキノワグマとの共存について語り合うひと時を設けます。
島根県のSAVE JAPANプロジェクトの特徴として、複数年にわたり出雲西高等学校と協
働し開催してきたことが挙げられます。当日は出雲西高等学校インターアクトクラブ
のメンバー(約20名)が、これまでの学習成果を発表し、メインのスタッフとして活
動します。更には、過去に活動に参加した出雲西高校のOBOG及びもりふれ倶楽部の活
動から遠ざかっているボランティアの参加を促します。そしてイベントに向けて協働
する島根県内の団体と一緒に、里山の課題解決に向けて、発展的な活動につながれば
と考えています。

一言アピール

ツキノワグマと同じ時代に生きている幸せを感じよう!

活動時期

2019年5月開催予定
2019年6月16日(日)開催予定

対象となる希少生物種

ツキノワグマ

実施団体プロフィール

特定非営利活動法人 もりふれ倶楽部

「里山自然塾」をはじめ、自然観察会、里山ものづくり体験、ネイチャーゲーム教室等、拠点の島根県立ふるさと森林公園のみならず、県内の公民館・学校・各種団体へ出前講座も実施しています。その規模は、年間70~100回程度、参加者合計約3千人程度です。自然体験やものづくり体験指導をしながら、里山の森林保全の課題(間伐の遅れによる山林の荒廃、人が手を離したため荒廃竹林が増加)の解決に向けて活動しています。

特定非営利活動法人 もりふれ倶楽部

〒699-0406
島根県松江市宍道町佐々布3352ふるさと森林公園学習展示館
Tel. 0852-66-3586
Fax. 0852-66-3586
E-mail: morifure@coffee.ocn.ne.jp
担当: 野田真幹

公益社団法人 日本環境教育フォーラム

日本環境教育フォーラム(Japan Environmental Education Forum:JEEF)は、国内外で環境教育を推進する団体や個人の会員とともに、環境教育によって持続可能な社会の実現を目指すNGOです。1987年に「第1回清里フォーラム(現:清里ミーティング)」を開催し、その事務局が母体となって1992年に日本環境教育フォーラムが発足しました。以来、「自然体験を通した環境教育」を根幹とし、幅広く質の高い環境教育の推進に向けて活動しています。

公益社団法人 日本環境教育フォーラム

〒116-0013
東京都荒川区西日暮里5-38-5日能研ビル1階
Tel. 03-5834-2897
Fax. 03-5834-2898