SAVE JAPAN プロジェクト 2021-2022

レポート

新保の里ウォッチング

2021年10月31日(日)実施
  • その他植物
  • はちゅう類
  • 両生類
  • 種子植物・シダ
  • 里山

レポート

「新保の里ウォッチング」と題して、クロサンショウウオ捜しと野草観察を中心に2グル
ープ15名ずつ程に別れて里山ウォッチしました。当日は同じ環境団体主催の「竹
とうろ
うまつり」と同時開催し、里山の魅力を感じる上での相乗効果を期待して実施しま
した。

当日のスケジュール

13:30 受付開始
14:00 開催ごあいさつ&オリエンテーション
14:10 移動
14:15 クロサンショウウオグループ、野草グループに分かれて散策
15:15 グループ交代
16:15 アンケート、閉会ごあいさつ 
16:30 終了

実施内容

クロサンショウウオグループ
「クロサンショウウオを見つけよう!」と題してウォッチング開始。まずは昨年からの
取組み経過を説明しました。





昨年、クロサンショウウオが見つかった場所を説明。現在は暗渠管が敷設され生息出来なく
なっていました。



この里山でクロサンショウウオが最も生息している可能性の高い場所。しかし講師の説明
ではこの場所でも耕作放棄が進んでいて生息に充分な環境が得られていないとの話でした。



クロサンショウウオを見つける道具と見つけ方の説明。
クロサンショウウオは落ち葉と土の間に隠れて生息しているとの話でした。


見つけ方レクチャを受け実際に捜してみました。残念ながら見つけることが出来ず、
今後この場所をみんなで再生させていくことを誓い合いました。





野草観察グループ
里山の自然を肌で感じながら散策し、野草の説明に耳を傾けました。


ゲンノショウコの説明。薬草として有名で、古くから胃腸薬として用いられています。



スイバの説明。サラダにして食べるととてもおいしいそうです。摘んでも摘んでも育って
くるのでとても重宝な野草だそうです。





二ホンオオバコの説明。これも薬草としてよく用いられているそうです。
特にセキ・タンに効くとの話。近年西洋オオバコが混ざって来て、大きく強いため二ホン
オオバコが駆逐されているとの話でした。



桐の説明。昔は女の子が生まれた家は、それに合わせて桐の苗を植えた。20年後嫁入り
時にはりっぱに生長した桐を伐採して、タンスを作って嫁入り道具として持たせたとの話。
昔の里山生活と知恵にみんな感動!




このイベントで得られたこと

里山の自然の豊かさを参加者のみなさんに思う存分伝えることが出来たと感じています。
この記録をSNSを通じて文字・画像・動画情報としてもっと多くの人に配信していき
たいと思います。

参加者の声

  • クロサンショウウオの生息環境が厳しいことがよくわかりました(女性/40代)
  • クロサンショウウオのことを教えてもらえて楽しかった(男性/小3)
  • 食べることが出来る草が多いことにビックリしました(女性/19才)
  • 野草の名前をたくさん知ることが出来ました(女性/50代)
  • 自然豊かで昔に戻った感じがする里山が金沢にあることに驚いた(女性/60代)

イベント実施結果

参加者数
28名
アンケート回答数
27名
参加者満足度
90%
実施してよかった点
・少数グループによるウォッチングを実施したことで、
   適度な距離感を保ちながらのコミュニケーションが
   可能となり、里山の自然や現状をかなり詳しく具体
   的に伝えることができた点。
・「竹とうろうまつり」と同日開催したことで、里山
   の魅力をより多く伝えることが出来た。
   目標でもある今後の仲間づくりに繋げていきたい。
実施して苦労した点
・「竹とうろうまつり」との同日開催だったので、
  SAVEJAPANプロジェクトとしての趣旨、目的を
   参加者へ正しく伝えることに注意をはらった。
・当日「金沢マラソン」が同日開催され、大規模な交通
   規制により参加者に遅刻する人や道案内の問合せなど
   が発生しスタッフが少し混乱した。事前に参加者へ
   もう少し詳しく交通規制の状況を伝えておけばよかっ
   たと反省。
特に寄付が活きたと感じた点
・費用負担の大きい草刈機など電動工具を予算化出来た
   ことで、事業を計画的かつ、今まで以上の規模で事業
   推進できることに大きな意義を感じています。
   その結果として得られる事業成果もより大きく効果的
   で事業推進力を伴なったものに出来ると感じています
・割高感のあるSNSによる有料広告を新たな試みとし
   て活用できた。
主催・共催
主催:NPO法人39アース
共催:こまつNPOセンター
協力・後援等
協力:金沢市新保町
協賛
損害保険ジャパン株式会社