みんなで稲刈り大作戦!!
2022年10月22日(土)実施
レポート
野生のめだかの住みかになる田んぼを守るため、100名を超える参加者の皆様と一緒に、稲刈りを行いました。
当日のスケジュール
09:00 受付開始
09:35~09:50 開会のご挨拶とオリエンテーション
小田原発祥の「めだかの学校」をみんなで斉唱
09:50~10:10 田んぼに移動
10:10~12:30 稲刈り開始
12:30~13:15 昼食休憩
13:15~14:00 お話「田んぼとメダカは恋人同士」、「生き物展示と解説」
14:00~14:15 アンケート記入・記念撮影
14:15 解散
実施内容
「田んぼを守れば、めだかも守れる」をテーマに、稲刈りをしました。
受付・開会挨拶のあと「めだかの学校」を流し、みんなで(小声で/心の中で)歌いました。
「めだかの学校」は小田原が舞台の歌。この曲を聞かないと活動が始まりません。

めだかの保全地区を通って、田んぼに移動します。

田んぼに到着しました。稲が綺麗にしだれています。

さて、稲刈りを始めます。まずは稲刈りのやり方を習いました。

いざ、稲刈りに挑戦です!








(↓稲刈り前)

(↓稲刈り後)

めだかには田んぼが必要です。
めだかが住む田原桑原地区の田んぼについて、めだかの会の山田さんにお話を伺いました。

また、稲刈りの最中に出会った色々な生き物について、ご紹介いただきました。
今回一番の大物は、アズマヒキガエル(両手くらいのサイズ)でした。




皆さま、お疲れさまでした!

このイベントで得られたこと
田んぼで見つけた生き物たちを多く展示してみたところ、「こんなにたくさんの生きものがいるんだ」と子どもたちを中心に理解を得られたことは主催者冥利につきます。まさにSAVEJAPANプロジェクトのメインテーマ「生き物が住みやすい環境づくり」に田んぼの持つ価値を伝えることができたのではないかと思えます。
参加者の声
- いろいろな生き物を見ることが出来、生物の多様性を感じることができました。 (50代)
- 小学校1年の息子と参加。自然に興味を持つてくれて貴重な体験ができました。 (30代)
- 稲刈りの大変さがわかり、お米をたいせつに食べたいと思いました。 (40代)
- 企業が関心を持ち、サポートの体制が整ってきたこと。 (40代)
- 様々な年代の方が参加され、多くの人のつながりがとても素晴らしいと思いました。 (10代)
イベント実施結果
- 参加者数
- 124
- アンケート回答数
- 61
- 参加者満足度
- 92%
- 実施してよかった点
- 家族一緒に、仲間と一緒に、さらには知らない者同士が協力して、稲刈りや「わら運び」を愉しめる時間を提供でき、その風景を眺められることは感動的でもありました。
「生き物展示コーナー」や解説では子どもたちの目は輝いていましたが、私たちの普段の活動のひとつのゴールは「次代を担う子どもたちに、美しい生態系や自然」を伝え継いでいくという思いが強くあるので、彼らのイキイキとした表情に触れることが出来たことは何よりでした。
アズマヒキガエルは、ふだん活動している我々でさえ、あれほどの大物は初めてでしたよ。
前回の「東大むら塾」に続き、今回も小田原市内の高等学校が活動を理解され、生徒の参加を 後押ししてくれました。若い世代への広がりは何よりです。 - 実施して苦労した点
- 時間の関係で、稲刈り後の脱穀で「わら」を粉砕してしまいましたが、本来は、ひとつかみごとに束ね、わら立てをするか、竹竿を組んで天日干しをするかで、「わら」の再利用につなげる工程まで体験してもらいたいところでした。(わら立ては少しだけできましたね)
- 特に寄付が活きたと感じた点
- 「桑原めだか米の会」から購入できた「めだか米」をお土産にできたこと。数日後には「とてもおいしかった」との声も届いてきました。
また、「メダカについての豆知識」的な小冊子を制作でき参加者に配布できたこと、チラシや動画撮影・編集などにプロの手を借りることができるなど、支援金あればこそ、で実現できたことはたくさんあります。
メディア掲載
- 主催・共催
- めだかサポーターの会
認定特定非営利活動法人藤沢市民活動推進機構 - 協力・後援等
- [協力]
特定非営利活動法人 市民活動を支える会
おだわら市民交流センター UMECO
小田原少年少女合唱隊
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
[後援]
おだわら農人めだかの郷
桑原めだか米の会
酒匂川水系のメダカと生息地を守る会
ウエインズグループ
神鋼環境ソリューション
相鉄企業
湘南電力
井上酒造
日本新薬
まこもめぐり
東大むら塾
相洋高校インターアクト部
函嶺白百合学園 - 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社