保全地除草Withしなだれバスターズ「シルビアシジミ保全活動」
2023年07月09日(日)実施
レポート
うじいえ自然に親しむ会では、ユースボランティア(中学生・高校生)への参加案内を、さくら市教育委員会を通じて行っていますが、参加があったとしても1回あたり2~4人程度と少人数で、高齢化が進むにつれて参加者数の減少が顕著になってきています。参加者の減は外来種の繁茂と反比例関係にあり、近年の外来種数の増加とともに保全対象植物の衰退に拍車がかかっています。そのような中、SAVEJAPANプロジェクトとして、とちぎ子ども自然体験活動ネットワーク・認定NPO法人とちぎボランティアネットワークと一緒にイベントを実施することができ、若い世代の参加が促進され、活気あふれる除草作業になりました。
シルビアシジミ
シルビアシジミ
当日のスケジュール
実施内容
・保全しているカワラノギクとミヤコグサについて説明
・除草作業をしながら生き物観察
皆のアイドル アズマヒキガエル
キャー! といわれたけれど、アイドル・・・?
参加者の声
- 若い人たちが興味を持って参加人数も多かったことがうれしい
- 楽しい時間でした
- 外来種の除去をしながら、生きもの観察ができ、たのしい
- アズマヒキガエル登場で皆が笑顔に!また参加したいです
- ダイバーシティが高くて良かった
イベント実施結果
- 参加者数
- 10人
- 参加者満足度
- 90%
- 実施してよかった点
- 一気に除草が進み、保全地の礫河原環境が復元されました。除草作業中に様々な動植物を観察できたこと、その場でそれら生物の生態等を解説するなど、ミニ自然観察会の様相を呈したことは、参加者にとって有意義だったのではないでしょうか。
- 実施して苦労した点
- 若い世代は現地までの“足”が無い場合が多く、様々な予定の合間を縫って参加してくれるため、最寄り駅までの送迎、集合場所等の連絡調整が難しいと感じました。ただし、それを補って余りある効果が、若い世代の参加にはあると感じました。
- 特に寄付が活きたと感じた点
- ガソリンやチップソー、飲み物等、必ず支出が伴うため、それらの支援は極めて有り難く、活動へ寄与は極めて大きいと感じました。特に河川敷での刈り払い作業では、玉石がごろごろしているため、チップソーが傷みやすいことから、支援が生きたと感じます。
- 主催・共催
- うじいえ自然に親しむ会
とちぎ子ども自然体験活動ネットワーク
認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク - 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社