めだかの郷における生物多様性の再生と生態系保全型農業の構築 -生態的価値を取り込む農業経営の新類型-
活動内容
現在、野生のメダカは、神奈川県内では小田原市の桑原・鬼柳地区にしかいません。どこにでも見られたメダカは絶滅危惧種になってしまいました。童謡「めだかの学校」が生まれた場所でもある小田原市でも、すみかである田んぼの減少に伴い、野生メダカが減りつつあります。
2023-2024年度のSave Japanプロジェクトでは、メダカを守る義勇団「メダカーズ」の設立と、メダカが生息する地域の生物多様性の再生、生態系保全型農業への転換に取り組みます。
【SAVE JAPAN プロジェクトでの主な活動予定】
(1)2023年12月 「メダカーズ」発足式
(2)2024年4月 メダカの住みか点検大作戦
(3)2024年5月 田んぼを増やそう大作戦
【日頃の主な活動内容】Facebookもぜひご覧ください!
・パトロール → 定点水温調査
・外来種の目視観測
・ゴミ収集
・草刈
・藻刈 → 水路や畦道の雑草刈、外来種のオオフサモなどの藻の駆除
・アメリカザリガニ駆除 → メダカの天敵アメリカザリガニの駆除
・ビオトープ造成と管理 → メダカの生息空間を広げるため、休耕田のビオトープ化
・稲作への挑戦 → 田んぼ維持のため休耕田を再活用する田植えや稲刈り作業
・一般市民に向けた講演会や懇話会の開催
・会員向けの勉強会の開催
・田んぼとメダカの関係をアピールするオリジナル曲{めだかの歌}の普及活動
「生態系」「環境」「生物多様性」などサステナブル社会の重要性、実現を願うコミュニティづくりに努めています。
実施団体プロフィール
めだかサポーターの会
絶滅危惧種の野⽣メダカが⽣息する⼩⽥原市桑原の⽔路や⽥んぼの環境保全活動を⾏うフィールドワークと、市⺠の皆さんへ⽣物多様性の重要性を伝えていくための、講演会や勉強会、⼩学校への出前授業などの啓発活動を、年間を通して⾏っています。
酒匂川左岸のこの地域は、神奈川県の⾃然保護協会により「⽣物多様性ホットスポット」のひとつに選定されている、県内唯⼀の野⽣メダカの⽣息地です。
酒匂川左岸のこの地域は、神奈川県の⾃然保護協会により「⽣物多様性ホットスポット」のひとつに選定されている、県内唯⼀の野⽣メダカの⽣息地です。
おだわら市民交流センター「UMECO」 (特定非営利活動法人市民活動を支える会)
2003年設立。小田原市内を中心に、市民および市民活動団体の自発的、自立的活動の促進、支援。市民活動団体の相互交流の推進および市民と企業、行政とのパートナーシップの形成を促進しています。
認定特定非営利活動法人 藤沢市⺠活動推進機構
1998年設⽴。2001年に法⼈化。元気と思いやりのあふれるまちをめざして「つなぐ・⽀える・うごく」団体です。主に藤沢市⺠および藤沢市で活動する市⺠活動団体等を対象に活動⽀援に関する事業を⾏い、市⺠活動の推進に寄与することを⽬的として活動しています。具体的には、市⺠活動促進に関する交流会及び研修会等の開催、情報報の収集と発信、市⺠活動の普及啓発事業、市⺠活動⽀援センターの運営、まちづくりの推進など、様々な市⺠活動の⽀援をしております。