春日山原始林ってどんな森? :::::秋の音を感じる。ガイドツアー:::::
2015年10月12日(月)実施
レポート
晴れ時々雨という今までになく、次々と変わる天気の中、17名の参加者と共に春日山原始林の音を感じながら登りました。
いろはもみじの先っぽが色づき、虫の音から秋の訪れを感じる1日となりました。
いろはもみじの先っぽが色づき、虫の音から秋の訪れを感じる1日となりました。
当日のスケジュール
【スケジュール】
10:00 春日大社本殿前バス停集合・オリエンテーション
滝坂の道へ
○耳のたいそう
12:30首切り地蔵で昼食
春日山石窟仏
○音スケッチ
南部遊歩道
○耳をすます
16:30終了、南部遊歩道出口付近で解散
10:00 春日大社本殿前バス停集合・オリエンテーション
滝坂の道へ
○耳のたいそう
12:30首切り地蔵で昼食
春日山石窟仏
○音スケッチ
南部遊歩道
○耳をすます
16:30終了、南部遊歩道出口付近で解散
【コース】
春日大社本殿前バス停~滝坂の道~首切り地蔵~春日山石窟仏~南
実施内容
貴重な照葉樹林、イチイガシの大木を見上げる
滝坂の道入り口で耳のたいそう
カシナガノキクイムシの対策ネットを解説
苔むした大杉
春日山石窟仏にて音スケッチ発表
紅葉の下で水雫の音をきく
ゴールで筋肉解放ストレッチ
夕陽に照らされ、集合写真 ぱちり!このイベントで得られたこと
奈良にこんなに自然深く、魅力的な環境があるということを知っていただけた。
また、五感にまつわるプログラムを行うことで、原始林の現状・課題を「知る」から「感じる」につながったと思います。
参加者の声
- 奈良の中でこんな場所、活動、体感ができるなんて。音の五感で味わうことも大事。目をひらいているときよりみえてくる。(30代女性)
- ここは生活・通勤圏内だが、参加動機の「音」を通しての体験が大きいポイントだった。課題を知りつつのびのびと歩いた。目を閉じると自分も生態系の一部であることを感じた。もっと色んな人にもこの活動を知って欲しい。(30代女性)
- これくらいの長い時間を自然深いところで過ごすだけで十分。体の内面にも気持ちを向けられたことで春日山原始林の現状・課題も身近に感じることができた。(40代男性)
- 気持ちよかった。森の中に入るのは自分の中に入ることのように感じ、靜かになっていく。奈良に住んでいてこんな場所があることを知らなくてもったいないと思った。(40代女性)
- 滝坂の道は何度か歩いていたけど知らないことがいっぱい。意外と奥が深く、足繁く通いたい。(50代女性)
イベント実施結果
- 参加者数
- 17名
- アンケート回答数
- 17
- 参加者満足度
- 59%
- 実施してよかった点
- 春日山原始林の課題と共に魅力を知ってもらえてよかったです。
森にくることで、普段の生活とは違う時間が流れ、普段使わない感覚を使うことを体験していただけてよかった。 - 実施して苦労した点
- 特にありませんでした。
- 特に寄付が活きたと感じた点
- 様々な施設・店舗にチラシを配架させていただいたことにより、奈良の街中から近くに世界遺産・特別天然記念物の春日山原始林という貴重な環境があること、気軽に歩けるこのようなイベントが開かれていることを通じて、「知る」きっかけになったのではと感じている。