SAVE JAPAN プロジェクト 2018-2019

レポート

浜辺にもっと緑を! 砂草の植栽会

2018年11月10日(土)実施
  • その他植物

レポート

2018年11月10日 (土曜日)、絶滅危惧種を含めた在来種の株を牛乳パック500個余りを植栽しました。
また、別日に浜須賀幼稚園、浜須賀小学校、中海岸保育園の園児、児童を対象に植栽会を実施し、地域の子ども達への環境学習、地域のネットワークづくりができました。

当日のスケジュール

09:30 受付開始
10:00 開会のあいさつ・プログラムの説明
10:15 植栽のやり方講座
10:30 作業開始
11:45 締めくくりの挨拶、終了

実施内容

当日は朝から晴天に恵まれ、11月でしたが暑さを感じたくらいの陽気でした。 参加者51名が集まりました。


開会式のあいさつ。「暑いので、適宜休憩を入れながら活動してください」とアナウンスがありました。



植栽方法の説明。牛乳パックに入った苗を丸ごと植えたあと、牛乳パックを抜き取ります。



苗をどんどんと植えます。



皆様、お疲れさまでした。



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本イベントに先立ち、11月1日(土)に浜須賀保育園の園児26名、先生4名、市職員2名参加のもと、ハマボウフウ58株とハマヒルガオ83株を植えました。移植ゴテで一所懸命に砂穴を掘り、牛乳パックの底を剥ぎ取りながら次々植えていきました。植えて園児さん植えるに従いパックの底の剥ぎ取りも上手になり、また、穴を掘るさいカナブンの幼虫を見つけたり、みなさん楽しく頑張ったイベントでした。







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また、11月16日(金)に浜須賀小学校の児童140名、先生・スタッフ8名が2班に分かれて400株の苗を植え戻しました。また、ビーチクリーンも行いました。牛乳パックを引き抜くのが面白かった、シーグラス(波などの力で丸みを帯びたガラス片)をもっと集めたい、など、楽しい植栽会になりました。















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また、11月20日(火)に中海岸保育園の園児23名、先生・スタッフ6名で、保育園で春から育てた苗を植え戻しました。

「この植物の名前を知ってる?」ときくと、みんなが大きな声で「ハマボウフウ!」「ハマヒルガオ!」と答えてくれました。みんなで楽しく植栽が出来ました。







このイベントで得られたこと

昨年の秋、今年の春の植栽で“目に見える”修復が進み始めました。
今回はより密度を上げるため、絶滅危惧種を含めた500株余りを植え戻すことができました。

参加者の声

  • 浜辺に植物を植えたことがないので、今回貴重な体験をさせていただいた。 10代女性
  • いい天気の下、気持ちよく環境保全活動ができた。 50代男性
  • 茅ヶ崎市の歴史や希少生物種について教えてもらえて興味深かった。 40代女性
  • 海浜植生について多くの方がご興味を持ち、積極的に活動してくださる現場に立ち会えて良かったです。ありがとうございました。 20代女性
  • 単純に楽しかったです。 40代女性

イベント実施結果

参加者数
51
アンケート回答数
40
参加者満足度
100%
実施してよかった点
海浜植物を保全するための、新たな参加してくださった方、10歳未満のお子さんからご年配の方々まで幅広い年齢層の方々が楽しみながら体験して頂けた。
実施して苦労した点
苗運びからおこなっていただき、時間内に植栽し終えられるか心配でしたが、経験を積んだ方々がいらしたので時間どおり完了できました。
特に寄付が活きたと感じた点
苗作りに生かさせていただくと同時に、地域のネットワークづくりにも活用させていただきました。
主催・共催
認定特定非営利活動法人 ゆい
認定特定非営利活動法人 藤沢市市民活動推進機構
協力・後援等
協力:認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協働:茅ヶ崎市、茅ヶ崎海岸づくり推進機構
後援:藤沢市
協賛
損害保険ジャパン株式会社