[熊本]水と緑いきものネットワークくまもと ムササビが飛び交う緑の回廊づくりを目指して
森のいきもの「ムササビ」観察会と体験学習会
■観察会
13:00 |
熊本市中央区崇城大学市民ホールを中型バス2台で出発 |
16:00 |
熊本県山都町男成神社到着 |
17:30 |
ムササビ観察会 |
18:30 |
神社集会場に移動 |
21:00 | 熊本市崇城大学市民ホール到着・解散 |
【日暮れ前に記念撮影】 | 【ムササビの棲む森を散策】 | 【ムササビ観察会の様子】 |
■体験学習会
10:00~16:00
観察会から1日おいて、熊本市市民活動支援センター(あいぽーと)で体験学習会の開催です。当日はあいぽーと文化祭も開催されており、多くの方が来場していました。当然ですが熊本市街地の昼間なので、本物のムササビを見ることはできませんが、体験学習会ですので剥製のムササビが登場します。専門スタッフの歌岡さんによるムササビの生態と緑の回廊の講義だけでなく。文化祭来場者の小学生以下の子供を対象に(小さいな子供は保護者の協力を得て)、「ムササビグライダー」を作ってもらいました。作ったグライダーの飛ぶ様子が、本物のムササビの滑空と同じことを説明し、次回の観察会(3月実施)へのお誘いもしっかりしておきました。次回が楽しみです。
【ムササビグライダーの作成】 | 【来場者も多く盛況でした】 | 【剥製のムササビで学習】 |
■プログラムを実施して
・参加人数:【観察会】44名、 アンケート回答者:28名(観察会)
【体験学習会】49名 計93名
・参加された方の満足度(割合):満足度 96.2 %
■参加者の感想
・初めてムササビを見て興奮した、子供も満足している。
・知らないことが多く良い勉強になった。
・このような活動は続けて欲しい。
・高齢者向けの学習会も良いのでは。
・まだ見たことがない生き物を見たい。
■プログラムを実施して苦労した点
・観察会は夜間なので、子どもの安全面のためにスタッフを多く確保しなければならなかったこと。
・地元の参加者が少なく、もっと身近にあるすばらしい自然環境をPRできなかったこと。
■プログラムを実施してよかった点
・移動時間を有効に活用するために、水をテーマとした施設の見学をプログラムに組み込んだこと。
・参加者全員が初めてムササビを見ることができ、このプログラムに関心を持ったこと。
■特に、寄付が活きたなーと感じた点
・山間部へ集団で移動する手段としてバスを借りることができ、安全に大勢の人数で観察できたこと。
・夜間のムササビの生態を撮影するには無人撮影装置が必要なので、今回の財源を有効に使わせていただきました。また、ムササビの生息環境を 保全するための巣箱の設置に伴う材料費も捻出でき、緑の回廊づくりに拍車がかかります。