[沖縄]うるま市水と緑を考える会 天願川流域の主な貴重生物のリストアップ
ヤンバルクイナの保護を考えよう!! ~もしかしたらヤンバルクイナに会えるかも~
■プログラム実施日
平成24年9月22日(土)~23日(日)
集合場所
那覇市県庁広場前:13:00 うるま市市役所前:14:00
■当日の大まかなスケジュール
9月22日(土)
午後、那覇市・うるま市にそれぞれ指定場所おいて集合しバスに乗車、宿泊先の国頭村の「やんばる学びの森」まで移動した。
バスで移動中、やんばる(沖縄本島北部)の希少生物や固有種などの説明を写真やイラスト等を利用し学んだ。
夕方5時に宿泊先の「やんばる学びの森」に到着、5時30分から、ヤンバルクイナについての保護活動や現状についてのワークショップを行った。
夕食後、オプションで、やんばる学びの森のプログラム「ナイトハイク」に希望者が参加した。
9月23日(日)
翌朝6時に起床、バスに乗車しヤンバルクイナの出没ポイントへ移動、2時間程バスの中から10個体以上のヤンバルクイナを観察した。
朝食後、ェックアウト、国頭村にある環境省の施設「ウフギー自然観(やんばる野生生物保護センター)」を見学、やんばるの自然環境を学んだ。
ウフギー自然館では見学後、近くの川で子供たちのリクエストに応え、プログラムには無いが昆虫観察会を行った。そこではコノハチョウやキノボリトカゲなどの希少生物も観察出来た。
バスに乗車しプログラムを終了。帰路は、バスの車内で、環境に関するビデオの上映や、昼食時間をとりながら移動し、所定のうるま市と那覇市で解散した。
【ヤンバルクイナ観察会】 | 【集合写真】 | |
【ウフギー自然観見学】 | 【昆虫観察会】 |
【キノボリトカゲ】 |
http://www.youtube.com/watch?v=fsw-1PDoGIE 【当日の映像はこちらから↑】 |
■プログラムを実施して
・参加人数:36名 アンケート回答者:大人21名 子供2名
・参加された方の満足度(割合):満足度84.5%
■参加者の感想
・専門知識を持った方に、話を聞きながらの観察は気づきも多いし、意識も高まります。(50代:女性)
・ヤンバルクイナに出会えたときは、心拍数が上がりました。(40代:男性)
・ゆっくり1泊でというのが良かったです。親子限定でなかったのが嬉しかったです。沖縄の生きものの貴重さを知りました。(40代:女性)
・ヤンバルクイナだけでなく、他にも保護しないといけない生物がわかったので、保護活動について学んでみたいと思いました。(女性)
・見ることができない(ヤンバルクイナを)と考えていたのでとても満足。すごく丁寧な説明もとても満足。(40代:女性)
・ナイトハイクです。以前から夜の海、森や山に入ってみたいと思っていましたが、なかなか機会がなかったものですから。昼とは違う顔が見られて楽しかったです。 (40代:女性)
■プログラムを実施して苦労した点
ヤンバルクイナの生息地、沖縄本島北部の国頭村は、自然も多く希少生物も多い地域だが、那覇市から車で約3時間もかかる上に、ヤンバルクイナの生態から早朝の時間帯での観察の方が確立が高い事も有り、宿泊を伴ったプログラムになった。また、100%ヤンバルクイナを見る事を保障出来ないので募集の段階で苦労しました。
長距離移動のバスの中で楽しく時間が過ごせるように工夫した点など。
■プログラムを実施してよかった点
一番に、参加者にヤンバルクイナを見て頂く事が出来た事。バスの中で歓声が上がりみなさんが喜んでいただけ、また、今回のプログラムをきっかけに、やんばるを中心とした沖縄県内の他の希少生物の存在や、保護活動に興味を持っていただけた事が良かったです。
■特に、寄付が活きたなーと感じた点
寄付金を利用し、二日間もバスを貸し切り観察会を実施することが出来た事。参加者でバス料金を負担するとなると、ある程度の人数を確保できなければ実施出来ません。また、専門家が同行して頂けたので、足の速いヤンバルクイナを参加者も発見することが出来ました。