潟の生き物保護大作戦!in新潟
2015年08月02日(日)実施
レポート
今年第一回目のイベントは、新潟県の特色でもある『潟』に注目。県内最大級の大きさといわれる福島潟を会場に、親子連れやボランティアなど総勢120名が参加し、生き物調査や生態系を学ぶワークショップを実施しました。
当日のスケジュール
9:00 受付開始
9:30 開会式・オリエンテーション
9:45 グループに分かれて、生き物調査
11:00 休憩
11:10 採取した生き物の解説
11:40 ワークショップ(福島潟の生態系について解説)
12:00 終了
9:30 開会式・オリエンテーション
9:45 グループに分かれて、生き物調査
11:00 休憩
11:10 採取した生き物の解説
11:40 ワークショップ(福島潟の生態系について解説)
12:00 終了
実施内容
実施団体「雪国自然学校」代表の大平さんが挨拶。
開会式・オリエンテーションには、福島潟のキャラクターも遊びにきてくれました。
「魚類グループ」「水生動物クループ」「昆虫・植物グループ」の3グループに分かれ、福島潟周辺に生息する生き物を観察。
「昆虫・植物グループ」では、環境分野の専門学校生が解説しながら昆虫を調査します。
ワークショップ前の休憩時間を利用して、福島潟に生息する外来魚の試食会を実施。
特に子どもたちは興味深々、「意外とおいしい~」という声も!
「魚類グループ」が採取した生き物を、実際に見ながら専門家が解説。
生態系に悪影響を及ぼすコクチバスアやアカミミガメ等の外来生物も多数発見されました。
このイベントで得られたこと
・福島潟(割と整備の行き届いた市外地の公園)においても、多数の外来生物(コクチバスアやアカミミガメ等)が発見された。
・地域の在来生物や自然環境の保全に対する意識を高めることができた。
・生き物と触れ合う機会づくりができた(特に子どもたちへの)。
・地域の在来生物や自然環境の保全に対する意識を高めることができた。
・生き物と触れ合う機会づくりができた(特に子どもたちへの)。
参加者の声
- 「地元の自然環境について考える意識が高まった」(男性/40代)
- 「子どもと一緒に、福島潟に住んでいる生き物と触れ合えて楽しかった」(女性/30代)
- 「外来生物が及ぼす影響を知ることができた。地域の手で在来生物を守っていくことが大事だと実感しました」(女性/40代)
- 「いろんな生きものをみれて、たのしかった」(小学生)
- 「カメがこわかった。またきたい!」(小学生)
イベント実施結果
- 参加者数
- 一般参加者/94名 専門学校生・ボランティア/28名
- アンケート回答数
- 74
- 参加者満足度
- 76%
- 実施してよかった点
- 今年も市街地でイベントを開催することにより、多くの参加者を募ることができました。生き物調査では、10人程度の小グループに分け、各グループに専門スタッフと専門学生が帯同する形で実施したので、より充実した観察・調査ができ安全性も高まったと思います。生態系に悪影響を及ぼすコクチバスアやアカミミガメ等の外来生物も多数発見され、身近な地域の在来生物を守る意識づくりを高めることができてよかったです。
- 実施して苦労した点
- ・参加者のグループ分け
参加者に「魚類・水生動物・昆虫・植物」の中から希望を取ったが、魚類と水生動物に希望が集中してしまった。
・暑さや熱中症への対策
屋外でのワークショップだったので日よけになる大きなタープのセッティング、冷房の効いた部屋の確保、ドリンクやアメの配布など、防止策に力を入れました。 - 特に寄付が活きたと感じた点
- ・広報で、新潟市(中央区、北区)の小学校の全児童にチラシを配布することができました。
・多数の専門学校生(環境分野)に協力を依頼し、各グループに帯同してもらうことができました。
(昨年の反省を生かし、各グループで対応に差が出ないよう打合せをしっかり行った)
・実施団体が、生き物調査に使用する道具を新調することができました。