SAVE JAPAN プロジェクト 2015

静岡 ミュミュ・ワークショップ

人と共に生きる里山の「生き物のにぎわい」の未来を考えよう

活動内容

人口80万人都市、浜松市の街中に近い佐鳴湖から椎ノ木谷にかけては、湖と河川、湿地や森林、農地が広がる自然豊かな里山が存在しています。水辺にはヒクイナ、シロバナカザグルマなどの希少種の鳥や植物が生息し、森林ではフクロウやオオタカが繁殖しています。
一方で耕作地や竹林の放棄や外来種の侵略などの脅威も存在し、佐鳴湖周辺の植物は約2割が外来種となっています。身近な自然環境の価値と課題、その維持管理や自然再生のための方法について、子どもから大人まで、体験して考える機会をつくります。

一言アピール

浜松市民に親しまれている佐鳴湖の周辺には、希少生物をはじめ、たくさんの生き物が暮らす「里山」があります。里山は人の営みと共に育まれてきた自然環境ですが、人の手が入らなくなって荒れた農地や竹林、外来種の問題も大きくなっています。 豊かな自然環境を取り戻し、維持していくためには、人はどう関わればいいのか?一緒に現地を歩き、生き物の姿を楽しみながら、里山のこれからについて考えてみませんか。

団体概要

実施団体

ミュミュ・ワークショップ

写真スタジオの空き空間を活用して、多種多様な人々が多目的に交流出来る場づくりを目指す、Multiple Muse (多様な芸術の神様)の集まる工房。2014年からスタートした「こどもの世界創造工房」プロジェクトでは、「グローバリズム」と「こどもの参画」をキーワードに、佐鳴湖周辺で「ほうかごまちあるき」「ワールド・スタンプラリー」など子どもの創造力や探求心を引き出す活動・ワークショップを展開中。

協働団体

特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター

1997年に設立した中間支援NPO。「こうなったらいいな」という思いや課題解決の様々な方法が集まり、地域や分野を越えた市民の活動を支え、誰もが積極的に生きられる市民社会を目指します。また、障害のある人や外国人など多様な人々と共に支えあい、「誰をも排除しない社会づくり=ソーシャル・インクルージョン」を具現化するため、市民活動支援だけでなく、多様な人々の社会参加を支援する現場での活動も行っています。

活動時期

1)9月5日(土)佐鳴湖の曲者を探せ!

佐鳴湖の魚類調査に参加し、多種多様な生き物を観察しながら、佐鳴湖の生き物たちがどこから来たのか知る。特に外来種の問題について、これからを考える。

2)10月10日(土)生物多様性ってなんだろう? ~自然保護のルールとマナーを学ぼう!~
豊かな自然のある里山の価値とその保全手法について知り、実際に佐鳴湖公園の自然を観察しながら、身近にできる自然再生や保全の方法を検討する。

お問合せ先

●プログラムの内容
ミュミュ・ワークショップ
〒432-8002 浜松市中区富塚町449-3
Tel. 053-473-3955
E-mail: mumuworkshop@gmail.com
担当: ロビンス小依
●プロジェクトの趣旨・イベント参加申し込みについて
特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター
〒432-8012 浜松市中区佐鳴台3-52-23
Tel. 053-445-3717
E-mail: info@n-pocket.jp
担当: 小林芽里