しおまねきをとおして、吉野川干潟のファンになろう!!
2015年07月19日(日)実施
レポート
昨年とほぼ同じ、時間帯と場所で実施しました。前々日に大雨が降りましたが、観察場所の環境に影響はみられませんでしたので、予定通り実施できました。低水敷の集合場所に流されてきた木々が山積していたため、集合場所を100mほど移動しました。参加者は、少し欠席者がありましたが、78名(こども41名)の親子が参加しました。
観察会は、集合場所近くの干潟を低水敷から、チゴカニの様子を観察したあと、広い干潟に移動し、親子1組毎に、スコップとざるを渡し、干潟で自由に生物を採取、子供たちは歓声をあげて喜び、和田先生が入っていくと先生の周りに人垣ができていました。干潟をでて、子供達が採取した生物を分類、先生が子供達に囲まれて一つずつ解説しながら、質問に答えるようにしました。終わってからも、質問がやみませんでしたが、参加者全員で観察道具を片づけて、無事終了できました。
今年も始めての参加者が多く、始めて干潟に入った方ばかりでした。参加者は様々な生物の生息に感動、特に子供達は興奮気味でしたが、スタッフをはじめ、和田先生の気配りが非常に良かったと思っています。
最初観察地(チゴカニ観察)
観察会は、集合場所近くの干潟を低水敷から、チゴカニの様子を観察したあと、広い干潟に移動し、親子1組毎に、スコップとざるを渡し、干潟で自由に生物を採取、子供たちは歓声をあげて喜び、和田先生が入っていくと先生の周りに人垣ができていました。干潟をでて、子供達が採取した生物を分類、先生が子供達に囲まれて一つずつ解説しながら、質問に答えるようにしました。終わってからも、質問がやみませんでしたが、参加者全員で観察道具を片づけて、無事終了できました。
今年も始めての参加者が多く、始めて干潟に入った方ばかりでした。参加者は様々な生物の生息に感動、特に子供達は興奮気味でしたが、スタッフをはじめ、和田先生の気配りが非常に良かったと思っています。
最初観察地(チゴカニ観察)
当日のスケジュール
午後1時:受付開始
午後1時半:当日プログラム説明、注意事項説明後に、参加者を班分
午後2時:観察会開始、集合場所近くの干潟で班別に、ちごカニのダンス等を観察
午後2時半:吉野川大橋近くの広い干潟に移動し、かごやスコップをもって干潟に入り生物を採取
午後3時:採取した生物を種別に分類し和田先生の解説(採取したものをもって砂浜に集合)
午後3時半:記念写真、アンケート記入後に解散
受付後の説明、班分風景
午後1時半:当日プログラム説明、注意事項説明後に、参加者を班分
午後2時:観察会開始、集合場所近くの干潟で班別に、ちごカニのダンス等を観察
午後2時半:吉野川大橋近くの広い干潟に移動し、かごやスコップをもって干潟に入り生物を採取
午後3時:採取した生物を種別に分類し和田先生の解説(採取したものをもって砂浜に集合)
午後3時半:記念写真、アンケート記入後に解散
受付後の説明、班分風景
実施内容
1.チゴカニの生息地の観察
集合場所のすぐ近くにあるチゴカニの生息地をまじかに観察しました。3班に分かれて、順番に生息地の干潟で、巣穴からでて、手を振るチゴカニを観察。
2.広い干潟に入り、生物の採取
家族1組毎に、スコップ、かごを渡して、砂浜近くの干潟に入り、自由に採取します。子供達が採取に夢中になります。時々、スタッフや専門家が中に入って一緒に説明もします。
・干潟に入る前に説明 ・干潟で生物採取
3.採取した生物を観察、説明、終了後集合写真
砂浜の一角で、専門家を囲んで、採取した生物を分類しながら、カニ、エビ、魚類(稚魚)を解説します。子供達が生物を手にとってもらう場面もあったり、質問のやり取りもあります。
・講師を囲んで生物の解説
集合場所のすぐ近くにあるチゴカニの生息地をまじかに観察しました。3班に分かれて、順番に生息地の干潟で、巣穴からでて、手を振るチゴカニを観察。
2.広い干潟に入り、生物の採取
家族1組毎に、スコップ、かごを渡して、砂浜近くの干潟に入り、自由に採取します。子供達が採取に夢中になります。時々、スタッフや専門家が中に入って一緒に説明もします。
・干潟に入る前に説明 ・干潟で生物採取
3.採取した生物を観察、説明、終了後集合写真
砂浜の一角で、専門家を囲んで、採取した生物を分類しながら、カニ、エビ、魚類(稚魚)を解説します。子供達が生物を手にとってもらう場面もあったり、質問のやり取りもあります。
・講師を囲んで生物の解説
このイベントで得られたこと
始めて干潟を知る新しい参加者が増えたことです。また、この結果を河口域の学校に報告できます。3年目のイベントで、定着してきたように思います。
当該団体×行政(徳島市)・河口域の小中学校のつながりが、できてきたことは今後の、継続にうまくつながるように工夫できそうです。また、
参加者のアンケートの蓄積もでき、小学校の低学年が増え、参加者層の変化も見え始めてきたように思います。少子高齢化で、生徒数の減少の影響や塾・スポーツの増加等、参加者層の変化の背景があると推測しており、今後の継続には参加層の複合的なターゲットを考えることが必要だと考え始めています。
当該団体×行政(徳島市)・河口域の小中学校のつながりが、できてきたことは今後の、継続にうまくつながるように工夫できそうです。また、
参加者のアンケートの蓄積もでき、小学校の低学年が増え、参加者層の変化も見え始めてきたように思います。少子高齢化で、生徒数の減少の影響や塾・スポーツの増加等、参加者層の変化の背景があると推測しており、今後の継続には参加層の複合的なターゲットを考えることが必要だと考え始めています。
参加者の声
- <大人>始めて吉野川の干潟にきました。たくさんの生物をみることができてよかった。
- <大人>市街地の近くにこんなにシオマネキがいると思わなかった。子供が生物と触れ合える機会ができた。
- <子供>カニを見つけて、とるのが楽しかった。
- <子供>どろの中のいきものをさがして、かごに入れて観察できるのがよかった。
- <子供>チゴカニがダンスをするのがおもしろかった。(注:最初に、チゴカニの生息地を観察、チゴカニは巣穴からでると手を振るしぐさをします。一斉に手をふるので、これがダンスのように見えます。)
イベント実施結果
- 参加者数
- 大人37人、子供41人、計78人が参加(注:乳幼児を連れた家族もいましたが、乳幼児は入っていません)
- アンケート回答数
- 大人24人、子供26人(干潟で家族が採取した直後に、帰宅した家族が7,8組いたため、終了後のアンケート数が少なくなってしまいました。なお、子供達で、小学生以下の子供は記入しなかった幼児もおりました。)
- 参加者満足度
- 92%
- 実施してよかった点
- 今年もいろいろな方々の協力と助言のおかげで、プログラムが実施できたことを感謝しています。また、始めて参加する方(特に低学年の児童が増えた)が多く、干潟の環境を知っていただき、子供達は泥だらけになって生き物に出会う楽しい時間をつくれました。スタッフの方々や招聘する専門家も子供達の笑顔を見るのが、楽しみで、また、何よりも、次の事業の意欲につながっていることです。
- 実施して苦労した点
- 参加者の申し込みが多くて定員を超えた時点で、申し込みをお断りしました。開催前々日に、大雨が降り川が増水したため、開催が心配でしたが、前日に水量が減少し、現場確認を行い、プログラムとおり運営できました。ただし、増水で木々が堆積していたため、急きょ、集合場所を100mほど移動しました。他に、変更はありませんでした。また、当日、遅刻した方も2組だけでしたので、ほぼ予定とおりでした。
- 特に寄付が活きたと感じた点
- 昨年と同様に、無料参加で、専門家を招聘し、十分なスタッフを配置しながら、しっかりした運営ができたことが大きい。始めての参加者がほぼ例年とおりで、何よりも、親子で満足度の高い事業ができたことに、感謝いたします。例年とおり、河口域周辺の小中学校で生徒にチラシの配布をお願いしており、今年も多くの子供達が夏休みの楽しい思い出になったものと思っています。このイベントは、ようやく定着してきたように考えています。