SAVE JAPAN プロジェクト 2015

レポート

サンちゃんともだち大作戦2015 2回目

2015年10月04日(日)実施
  • はちゅう類
  • 里山

レポート

今回は、前回に比べ子供たちの外での作業が多かったため、充実した内容になりました。午後からは、人数が少なかった分、参加者に目が行き届き、より濃い活動が出来たかなと思っております。子供たち一人一人がサンチャンの事を真剣に考え、共に共存できるよう模索することによって、子供たちの成長にもつながったのではないかと思います。これからも自然とふれあい、人間だけではなく他の生き物のことも考えることが出来る大人に成長して言ってくれればと思っています。

当日のスケジュール

9:00  受付開始 (東口ゲート外側軒下にて)

9:30  開 会  (きりん食堂ホールにて)  

・市民いきものメイト 廣本幸雄会長あいさつ

・富山市ファミリーパーク 小杉 潤 主幹あいさつ

          
9:40~ ガイダンス 市民いきものメイト 中沖

・今回プログラムスケジュール説明

 ・作業場の進め方、安全に対する注意事項の説明

10:00 1部作業 粗朶(そだ)つくり  

・とんぼの沢北側竹林にて、参加者の中から希望者2~3名により竹を伐採。

・切った竹を安全な場所へ移動し、参加者全員で竹枝を切り取る。

・参加者全員で、切った竹枝を縄で束ねて「粗朶(そだ)」を作った。

10:40 

・作業範囲の上流部、杭打ちから始めた。  

・杭に沿って木々の粗朶をならべ、その上に葉で出来た粗朶を積み重ねた

11:00~ 今回整備状況の総評

・小杉講師より整備された「とんぼの沢」の環境について説明

11:10~  記念撮影 参加者全員による記念撮影

11:20  参加者着替え、休憩

11:30~ 振り返り・今後のサンちゃんについて 

11:50~閉会のあいさつ 

12:00   プログラム終了

午後の部は13時30分開始16時終了、同じ内容になります。

実施内容


粗朶づくり枝を切っています

粗朶完成

粗朶設置のためのくい打ちです

粗朶を運びます

粗朶を設置します


隠れ家完成です

午後の参加者です

振り返りです

今後のサンちゃんを見守っていきましょう

このイベントで得られたこと

昨年と今年の2年間、生き物メイトさん主催で行ってきました。この2年間で生き物メイトさんも力をつけられて、今後は独自でこの企画を続けられることになりました。団体としての力もつけられ、NPO法人への道も開けたようです。とても良い成果だと考えています。環境系の団体が少ないこの富山県で今後も活動の幅を広げられて行ってもらえると嬉しいです。

参加者の声

  • 子供達は、普段じっくり見ることのできない生き物を見つけて、普段できない作業をして、楽しそうでしたので満足できた。(女性/40代)
  • サンショウウオが住んでくれるか、ワクワクしながら作業を行った。(男性/40代)
  • 生き物の生活について学べたこと、住家などの詳しい説明などとても興味がもてた。(女性/40代)
  • 自然にいるサンショウウオに会ってみたい。(小5)
  • のこぎりで竹を切るのが楽しかった。(小1)

イベント実施結果

参加者数
午前の部:11組28人(大人15、こども14) 午後の部:4組10人(大人4、こども6)  計   15組38人(大人19、こども20)
アンケート回答数
100% (大人:19人 子供:20人 計:39人)
実施してよかった点
今回の作業内容だと関心が高い方たちが多かったため、今後も引き続き活動を続けてくださる方が多かったように思います。
実施して苦労した点
今回、学校行事と重なったりで、参加者のキャンセルが多かったこと。人数が減った分、内容に満足していただけるように心配りがなされたのではないかと思います。しかし次回からキャンセルが出た場合の2次募集など行っていけたらと思います。
特に寄付が活きたと感じた点
今回もチラシをたくさん印刷することが出来て、市内の小学校にほぼ全戸配布することができました。それだけ関心の深い参加者が集まったこと。