SAVE JAPAN プロジェクト 2015

レポート

イノシシってどだなだ!? 学んで、食べて、知ってみよう!!

2015年12月12日(土)実施
  • ほにゅう類

レポート

山形市立第五小学校にて、イノシシってどんな動物、というテーマで講演を行いました。初めにイノシシの過去について参加者と一緒にクイズを通して学びました。その後、実際の狩猟の様子を服装や模擬銃を含めて紹介しました。模擬銃は参加者も触れることが出来たため、大人も子どもも興味津々でした。
午後からは、家庭科室に移動しイノシシ鍋(ぼたん鍋)を食べました。鍋の感想を聞くと多くの方が、「初めて食べたがとてもおいしかった」と言っていました。

当日のスケジュール

10:00 参加者受付 →会場の教室へ移動
10:40 開会式
10:45 講義 「イノシシってどんな動物?」
         1. イノシシの過去を学ぼう
         2. イノシシの今を知ろう
         3. イノシシの未来を考えてみよう
         ※間に休憩を入れて実施
12:30 昼食
13:20 まとめ アンケート記入
13:30 解散

実施内容


初めにイノシシの生態や今回のテーマについて、ヤマネ研究会の中村さんからお話しいただきました。


10問クイズ(3択)でイノシシのことを学習しました。大人顔負けのとても物知りな子ども達もいました。


昔の狩猟の様子を当時の服装、猟銃(模擬銃)を使い説明しました。


休憩時間には参加者が交代で模擬銃を手に取っていました。初めて見た、という方も多く、銃の重さに驚いていました。


日本のハンター(写真左)と海外のレンジャー(写真右)について、服装、活動、制度の面から比較しました。



昼食時には、お待ちかねのイノシシ鍋を食べました。つみれにした肉も入っており、初めて食べた方も大満足の様子でした。


今回食べたイノシシの肉を、調理スタッフの石黒さんから参加者に説明していただきました。

このイベントで得られたこと

初めにクイズ形式でイノシシを紹介し、参加者全員がイノシシの生態について楽しく学ぶことができました。あまり知られていない狩りの様子は、昔の猟師の服装や現在の海外と日本の制度の比較をすることで、より理解を深めました。
その後、害獣被害とその対策について、現状とひとりひとりができることは何か、例を上げて説明し、参加者が身近な問題として考えるきっかけになりました。

参加者の声

  • 知っているようで知らないことがたくさんあり、有意義に過ごせました。初めてのイノシシ肉の美味しさも満足です。(40代/男性)
  • クイズ等で楽しみながらいろいろな事が勉強できた。イノシシ鍋もおいしかったです。(40代/女性)
  • 命との向き合い方を子ども達に知ってもらう事の大切さを知った事と合わせて、(害と)どう向き合うかの問題の深さを再確認しました。(60代/女性)
  • イノシシについてクイズを知って通して楽しみながら学習することができた。 (小学4年生)
  • 3択クイズでバッチはもらえなかったけど、家族で協力できて楽しかったです。 (小学4年生)

イベント実施結果

参加者数
大人 28人 子ども 13人 合計 41人
アンケート回答数
大人 27人 子ども 12人 合計 39人
参加者満足度
66%
実施してよかった点

・イベントのタイトル通り、学んで、食べる内容だったため、募集をかけたところ、すぐに定員に達した。

・当日は新聞社の方に取材に来ていただき、広くこの活動を知ってもらうことができた。
実施して苦労した点

・参加者に申込みの確認の電話をする際に、小学校の昇降口の場所を伝えることが難しかった。

・受付と会場(の教室)が遠かったため、参加者の案内が必要だった
特に寄付が活きたと感じた点

・人数分のぼたん鍋の食材(料理器具)を準備することができた。

・講演会の講師の他に、調理専門の講師、当日ボランティアの方などお呼びすることができた。