SAVE JAPAN プロジェクト 2016-2017

水源の森里作り活動

活動内容

活動地は世界自然遺産白神山地の山懐にあり、十数年前までは人が暮らしていた場所で行います。
この場所では「自然資源を生かした持続可能な暮らし」や「自然環境との共生」といった現代の暮らしでも重要な精神が培われていました。本活動では環境保全活動を通してその精神を学び、次世代につなげていきます。
活動内容は、希少な生物の生息環境の保全を第一に行い、併せて地域で培われてきた「持続可能な暮らし」や「自然環境との共生」を体験し、学びます。
活動地は世界自然遺産である白神山地に隣接し、自然環境を適正に維持していく必要があります。そこで自然環境や環境調査に詳しい先生に習い、調査活動を通して、定期的な自然環境の「健康診断」を行います。
さらに調査結果を踏まえ、地域で活動する方々と協働で、下草刈りや植樹、間伐などの環境整備を行い、水辺域や森林などの自然環境が適正な状態で保全されるようにします。
併せて、親子から個人までを対象とした川遊びや農業体験、焚き火などの自然体験や、森林や水辺を舞台とした環境教育を協働団体と共に実施し、地域で培われてきた精神や文化、風習について学びます。

一言アピール

自然の中で、生き物探しや自然体験活動、環境整備活動を通して、自然のメカニズムや利活用のバランスを理解し、自然を大切にする「こころ」を育みます。併せて参加者各々が自立し、環境配慮へ意識が向かい、積極的な社会貢献へつながることを期待したいと思います。

活動時期

通年(11月~2月までは月1回。3月~10月までは月2回)

実施団体プロフィール

特定非営利活動法人 つがる野自然学校

私たちが活動している津軽地方は、多様で豊かな自然環境が広がっています。さらにそこには、縄文時代から続く狩猟や採取の文化が今でも色濃く残り、絶えることなく地域の食文化や風習に見ることができます。私たち「つがる野自然学校」は、この豊かな自然と人の暮らしに注目し、現在注目されている「持続可能な暮らし」や「自然との共生」、「地域の再生」をキーワードに、白神山地や岩木川での「自然環境調査」や、地域の小学生を対象とした「自然体験活動」、地域の環境について考える「環境学習」などを行い、個人から地域へ活動できる人材の育成を目的としています。

特定非営利活動法人 つがる野自然学校

〒036-8092
青森県弘前市城東北4丁目3-10 チャーリーハウスB-1
Tel. 080-5260-2809
E-mail: esdtanigu2014@gmail.com
担当:谷口哲郎

認定特定非営利活動法人 あおもりNPOサポートセンター

「NPOのためのNPO」として、市民に向けた啓発活動、NPOの設立・運営支援とネットワークづくり、調査研究や政策提言を行っています。同時に文化芸術と社会をつなぐ活動、廃校活用事業、社会教育活動、人材育成活動などを行うことで、社会課題の解決に取り組み、自立性のある市民社会の実現に寄与することを目的としています。

認定特定非営利活動法人 あおもりNPOサポートセンター

〒030-0965
青森県青森市松森3-3-18 らいず内
Tel. 017-752-0410
E-mail: saito@a-nponet.jp
担当:斉藤雅美