SAVE JAPAN プロジェクト 2016-2017

レポート

【レポート】石狩川流域 湿地・水辺・海岸ネットワーク設立記念フォーラム 湿地から北海道の未来を考える

2017年03月05日(日)実施
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レポート

石狩川流域の湿地(湿原・沼・海岸)の保全に取り組む団体でネットワークを結成することになり、結成を記念したフォーラムを3月5日に開催しました。定員120名を大幅に超える230名が参加し、遠方からの参加者も多数いるなど大盛況でした。

フォーラムでは、オープニングムービーから始まり、基調講演・落語・大喜利・ポスター発表と盛りだくさんの内容となりました。笑いありの楽しいフォーラムとなりました。

当日のスケジュール

13:00~ :開場 ※ポスター展示あり

14:00~ :オープニングムービー&開会の挨拶

14:05~ :基調講演「石狩湿原から湿地と人の未来を考える」

      講師:高田雅之氏(法政大学人間環境学部)

15:00~ :落語&しめっち大喜利

      司会:MARU氏(こみゅに亭楽時男)

      登壇者:ネットワーク構成呼びかけ団体の皆さん

16:00~ :ポスター発表

17:00  :閉会

実施内容

高田雅之さんによる「石狩湿原から湿地と人の未来を考える」と題した基調講演。湿原の保全方法・利活用などについてお話がありました。

こみゅに亭楽時男さんの落語。湿地をテーマにした創作落語もありました。

ネットワーク呼びかけ団体の皆さんによる大喜利。普段の活動時の格好で登壇です。

個性満載な回答ばかりで、会場は大盛り上がりでした。

ポスター発表の様子です。高校生の研究発表、企業の展示もありました。

学生ポスター賞の授賞式です。多くの学生がポスター発表に参加してくれました。

北海道新聞より(2017年3月6日付)

 

このイベントで得られたこと

・定員を大幅に超える参加者が集まり、自然環境の保全に関心のある方が多くいることを実感しました。

・石狩川流域の湿地(湿原・沼・海岸)の保全に取り組む団体によるネットワークの存在を、多くの方に知ってもらうことが出来ました。

・ネットワークを構成する各団体の力を合わせることで、広報力・企画力が高まることが実感できました。

参加者の声

  • 複数の活動団体の方々が結集したイベントだということ。すばらしい。
  • 湿地にかかわる人々にたくさん出会えた。子どもたちの活動について知ることができたのも収穫だった。
  • 湿原を守る活動をしている方が沢山いらっしゃることがわかり、私も何か出来ることがあれば!と思いました。
  • 湿地に関する知識や研究、関係者の面白い話を聞けたから。
  • 企画が大変おもしろく、リラックスして聞けた。大喜利は特に良かった。

イベント実施結果

参加者数
参加者数:230名
アンケート回答数
アンケート回答数:91
参加者満足度
91%
実施してよかった点

・湿地の魅力を多くの人に知ってもらうことが出来ました。

・若者、ベテラン、保全活動従事者、研究者、企業、その他一般(近所の人など)が交流する機会となりました。また、道内の各地から参加があり、各地の実情について情報交換が出来ました。
実施して苦労した点

・盛りだくさんのプログラムのため準備が大変でした。

・予想外の反響で、会場の席をつくるのに苦労をしました。

・ポスター発表は40題以上で、要旨などの取りまとめに苦労しました。
特に寄付が活きたと感じた点

・ムービーや落語、大喜利など、楽しみながら湿地への理解を深める企画を実施することが出来ました。

・参加者は保全活動に取り組んでいる方ばかりでなく、損保ジャパン日本興亜の社員をはじめ、一般の方の参加も多くありました。湿地の魅力を幅広い方に知ってもらう機会になりました。