SAVE JAPAN プロジェクト 2016-2017

レポート

神奈川県の絶滅危惧種 ビロードテンツキ 植栽会

2016年10月22日(土)実施
  • その他植物

レポート

湘南海岸の生態系を守る活動の第1回目として、2016年10月22日(土)に神奈川県の絶滅危惧ⅠB類である「ビロードテンツキ 」を植栽しました。あわせて、湘南ゆかりの「ハマボウフウ」、そして「ハマヒルガオ」の幼苗も植栽しました。合計で470株を2時間かけて植栽いたしました。

当日のスケジュール

9:30 受付開始
10:00 開会あいさつ
10:15 植栽講座
11:15 休憩
11:30 水まき
12:00 閉会

実施内容

参加者23名集まり、神奈川県絶滅危惧種のビロードテンツキなどの砂草を植えました。

ビロードテンツキの苗は、半世紀前にあった辻堂砂丘地帯に自生したものをNPOゆいが守り育てたものです。苗を牛乳パックで育てるのは、NPOゆい独自の方法です。


植え方もオリジナルです。植栽の前に、植え方講座を実施しました。


それでは、植栽開始です。


まず、ビロードテンツキ196株を植えました。続いてハマボウフウ170株、ハマヒルガオ104株も植え、合計470株を植えました。




休憩後、植えた砂草にたくさんの水をあげました。


ご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。

このイベントで得られたこと

植栽の説明方法の改善ができました。牛乳パックを使った苗の育成・植栽は、ゆい独特の方法です。初めての方にもわかりやすく、確実に植栽していただくためのポイントを整理し、植え方講座を実施しました。

参加者の声

  • 環境保全活動に加われたのと同時に、さらに地元への愛着をもつことができた。(20代/女性)
  • 趣味で海岸に行くことが多いが、身近なビーチの今までを知らなかった一面を知ることができた。(大学生/男性)
  • どのように植えつけるのかの方法や、植えるまでの過程を知ることが出来た。沢山の方と作業できとても楽しかった。(50代/女性)
  • 環境問題の現状について知ることが出来る良い機会だった。実際に自分も協力してみて楽しく活動することができた。(高校生/女性)
  • 海、穴ほり、砂いじりが楽しかった。(3歳/男の子)

イベント実施結果

参加者数
23名 (大人21名、子ども2名)
アンケート回答数
22名
参加者満足度
100%
実施してよかった点
●新たな仲間が増えました。今回初めてご参加いただいた方々だけではなく、地元茅ヶ崎ゴルフ場から駐車場利用のご協力をいただくなど、新たなご支援をいただくことができました。
●災害時の対応について、検討・確認ができました。津波発生時の避難ルートや誘導について、スタッフ間で共有することができました。
実施して苦労した点
●参加者集めに苦労しました。
●参加者の安全を配慮しました。災害対応だけでなく、けがや熱中症にならないように、休憩や水分補給などの準備をいたしました。
特に寄付が活きたと感じた点
●植栽する苗の育成や会場の事前準備、植栽後の世話にかかる諸経費などに使わせていただきました。植栽した苗が根付くまでの見通しが立つ形で、植栽会を実施できました。