SAVE JAPAN プロジェクト 2016-2017

レポート

宇治川堤防の葦(よし)を使った、たて穴式住居の屋根のふき替え体験

2017年04月02日(日)実施
  • その他植物
  • 里山

レポート

城陽市青谷にある「くぬぎ村」。竹林を切り開いた、自然体験活動場所です。2004年には、たて穴式住居をつくり、さまざまな体験活動を実施しています。今回は、たて穴式住居の屋根のふき替えをみんなでやります! 4月2日はまずは古い屋根をはがすことからスタート。4か月かけて完成まで進めます。昔の知恵が生きた、たて穴式住居の構造を学び、植物の力強さを体験できる機会です!

当日のスケジュール

09:40 JR奈良線「山城青谷駅」集合
10:00 青谷くぬぎ村に到着、屋根にのぼって古い屋根はがし
12:00 昼食
12:30 終了後 解散
    自由解放  ターザンブランコなど里山遊び
13:30 自由解散

実施内容

葦(よし)で作られた屋根。

みんなで少しずつはがしていきます。


小さな子どもたちもがんばって葦を集めます。


だんだんと一番外側の葦がはがれてきました。


ちょっと高い場所にものぼってがんばりました!

古い屋根がはがれて光が差し込むようになりました!


続けて屋根をはがしていきます。7月には新しい屋根に変わる予定です。お楽しみに!

このイベントで得られたこと

たて穴式住居の屋根の葺き替えという、めったにできない経験を親子で楽しんでもらうことができました。幼稚園児や小学1年生といった幼い子どもたちも夢中になって活躍してくれました。活動を通して、昔ながらの生活の知恵や工夫を学ぶこともできました。

参加者の声

  • 屋根に登れたことがうれしかった(小学1年生)
  • 普段では体験できない経験を親子で楽しめたので、参加して良かったです(30代・女性)
  • どんぐりを拾ったり、お友達といろんな遊びをしたことが面白かった(幼稚園)
  • 子どもたちが楽しんでいたので、見守る親としても嬉しかった(30代・女性)

イベント実施結果

参加者数
12名
アンケート回答数
12名
参加者満足度
75%
実施してよかった点
広々とした里山で親子ともにのびのびと楽しむことができた。比較的簡単な作業だったので、幼稚園児や小学1年生といった子どもたちも取り組めた。
実施して苦労した点
屋根に登ることもあったため、安全面に配慮した。前回のイベントでは雨が降ったため、今回も屋外での活動なので雨天中止にするかの判断に気を配った。今回は晴天だったので、問題なく実施できた。幼稚園児や小学1年生といった幼い子どもたちの参加が予定されていたので、幼い子どもたちも楽しめるプログラム内容にした。
特に寄付が活きたと感じた点
チラシを作って、多くの方へ広報することができ、たくさんの親子に参加してもらえました。
屋根のふき替えを指導してくれる方を招くことができ、安全に活動を実施できました。