SAVE JAPAN プロジェクト 2017-2018

レポート

秋山先生の海辺の生きもの調査

2018年05月12日(土)実施
  • 昆虫・その他

レポート

九十九里浜の南端の一宮海岸には色々な生き物が生息しています。アカウミガメのように産卵のために来訪する生き物もいます。子供たちに一宮海岸の自然にふれ、親しみを覚えてもらい、今後の環境について考えてもらうために生きもの調査を行いました。

 

当日のスケジュール

◎スケジュール:

830 集合(中央公民館) 

     主催者挨拶

     損保ジャパンから茂原支社長渡辺様挨拶

     秋山先生挨拶

    諸注意事項確認 

900 移動

     一宮海岸着、説明

930 生きもの探しスタート

1100 まとめ・アンケート

1130 終了・片付け

実施内容


受付を済ませて、一宮海岸へ出発!


あら不思議!白い紙に砂をかけると、亀の絵が‼ 国内で一番砂鉄の多い砂浜なんだって‼


自分で見つけた貝を調べます。


一宮海岸の100Mの範囲の生きものを探します。


蟹と貝 みーつけた!



このイベントで得られたこと

子供たちが、普段考えてもみなかった数の生き物を発見し、一宮海岸にも、よく観察すると60種類以上の生き物がいることを実感できたこと

参加者の声

  • 普段過ごしている海岸にたくさんの貝がいた。種類がわかって感動(30代:女性)
  • 自然の多様性ですね~。単純な砂浜海岸で生物相は貧しいものとずっとイメージしていましたが、この砂浜の中で美しい貝が生きているということに驚きました。(50代:男性)
  • 波辺をゆっくり歩いたことがなかったので、いろいろな面で勉強になりました。皆さんのご協力で環境が守られていることを痛感しました。本日は、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。(50代:女性)
  • 貝を拾ってなんの貝か調べたことが楽しかった。(小学校6年生)
  • ここの砂浜が日本で一番砂鉄が多いことを、先生手作りの(磁石を利用して、砂鉄でウミガメの絵柄が浮き出る)仕掛けを使い、各自が確かめられたこと。100Mを測るのに、10Mを歩く歩数を各自数えてから、それを10倍して歩いて測ったこと。見つけた貝殻も、一度各自で標本や資料で調べてから先生に確認に行く方法で、押し付けず、急がせず、のスタイルが良かったです。 「小さい子が多いほどたくさんの生きものが見つかる」との先生の言葉に納得です。(50代:女性)

イベント実施結果

参加者数
子ども36名(内、幼児6名)、大人31名、 合計67名
アンケート回答数
子ども21名、大人17名、 合計38名
参加者満足度
81%
実施してよかった点

子供たちに一宮海岸のすばらしさを実感してもらえたこと。
一宮町の海岸にアカウミガメが産卵に上陸するのですが、屋久島や沖縄のように上陸数が多ければ、産卵にくるアカウミガメに遭遇する確率は高いのですが、一宮町の海岸では、上陸数が多くないので遭遇するチャンスはあまりありません。ウミガメの観察会を実施できればいいのですが、ウミガメだけでなく、色々な生き物が生息していることを実感し、海の自然に接することができたのではないかと思っています。

実施して苦労した点

生き物調査の実施は天候に左右されるので、悪天候の場合の代替プログラムを作成すること。

代替プログラムが、生き物調査と同レベルの感動を味わってもらえるかどうか心配していましたが、天候がよく代替プログラムを実施することがなかったので助かりました。
特に寄付が活きたと感じた点

生きもの図鑑を作成できたこと。いままで、秋山先生が色々資料を作成し、そのつど、印刷などで配布していたのですが、まとめて、図鑑を作成することができ、子供たちが海へ行ったとき、図鑑を見ながら、生き物の名前をチェックできるようになりました。

メディア掲載

ちばテレビ
主催・共催
主催:一宮ウミガメを見守る会
共催:特定非営利活動法人 ちば市民活動・市民事業サポートクラブ
協力・後援等
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン日本興亜株式会社