冬の生き物探し&シイタケの駒打ち体験
レポート
椎茸の駒打ち体験を入れたプログラムにしたせいか予定人数を大きく上回る参加者となりました。冬の生き物を観察しながら地域を回り、公民館でシイタケの駒打ちを行いました。初めての経験の人たちも多く、打ち込むシイタケ菌をみてみんな驚いていました。駒打ちしたシイタケは実施団体が管理し、来年秋以降の収穫となります。中には駒打ちした原木を持ち帰る人もいました。
当日のスケジュール
9:00~9:30 参加者受付
9:30~ 開会式
9:50~ 観察会
10:50~ シイタケの駒打ち体験
12:10~ 閉会式
実施内容
開会式の様子
開会式 損保ジャパン日本興和鹿児島支店長挨拶
池田講師紹介
①冬の春山周辺を歩きながら生き物観察
② シイタケの駒打ち体験
打ち込む椎茸菌を振り分けています。「これが種?」みんなビック顔です。
椎茸の駒を打ち込むための穴あけです。初めて電動ドリルを使う人も多く、戸惑いながらも楽しそうです。
このイベントで得られたこと
今回は、参加者も多く活気あるイベントとなりました。観察会では所々で立ち止まりミミズ・モグラなどの生態や役割等を聞いたり春山地区の移り変わり等(自然への影響など)の話を聞きながらの観察会になりました。
シイタケの駒打ちは、初めての人も多くまずはシイタケ菌の入った駒に驚いていました。
ドリルで穴をあけ、シイタケ菌を打ち込むという作業ですがほとんど子ども連れだった為、親と一緒になって楽しんでいました。また、自宅でも作れるということでその方法を聞き、持ち帰る家族もいました。自然の産物であるシイタケの生態に興味をもってもらうことで自然の有難さを感じてもらうきっかけにもなったと思います。
また、シイタケの駒打ちが早く終わった子ども達は実施団体が山につくった自然の遊具でブランコやターザンロープで遊んでいました。
参加者の声
- シイタケの駒が普通の種と違って不思議だった。
- 初めての体験で家族全員で来ました。自宅で育ててみようと持ち帰ることにしました。育つかなあ。
- 子どもが自然で学ぶ機会を中々つくってやれなかったが今日は子どもも喜び満足でした。
- 去年も参加しましたが毎回企画内容が違う為、色んな事が学べて楽しいです。
- 友達と一緒に来たけどとても楽しくて次も必ず来たいです。
イベント実施結果
- 参加者数
- 参加者数 61名(募集定員35名)
- アンケート回答数
- アンケート回答数 51 名
- 参加者満足度
- 92%
- 実施してよかった点
・参加者の多くは写真や動画をSNSに投稿したいと言っていた。人から人へとつながっていくことで環境の重要性をわかってもらえたらいいなと思った。
・毎回そうであるが子ども達の楽しそうな姿を見るとイベントを実施してよかったと思う。未来を担う子ども達が一人でも多く環境の大切さを学ぶための体験を行っていきたい。
- 実施して苦労した点
・締切丁前になって参加者が増えた為、段取り等やスタッフの配置等に手間取った。
・前年度の反省等を踏まえて段取りを組んだため、今回は苦労する点はなかった。
- 特に寄付が活きたと感じた点
- いつもなら資金の関係で30名くらいのイベントが精いっぱいであるが寄付により道具や材料・スタッフ等も十分揃えられたため感謝している。
- 主催・共催
- NPO法人 鹿児島NPO事業協会
- 協力・後援等
- 認定NPO法人 日本NPOセンター
- 協賛
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社