川の生き物探し&竹の流しソーメン体験
レポート
7月22日 春山ウオッチング‘18
川の生き物探し&竹の流しソーメン体験
レポート
親子の夏休みのいい体験になる竹ソーメン流し体験を盛り込んだプログラムで実施した結果、予定を大きく上回る参加者を確保することができた。川の観察会では講師指導の下、子どもたちが魚やカニなどを捕獲し、それぞれ自慢げに見せ合っていた。
また、竹の流しソーメンでは、ほとんどの人が初体験らしく竹を流れてくるソーメンを竹で作った箸ですくって竹の器でおいしそうに食べていた。大人も童心に返ったように子ども以上に喜んでいた。
当日のスケジュール
当日スケジュール
9:00~9:30 参加者受付
9:30 開会式
9:50 永田川へ移動
10:15 川の生き物観察会
(講師 鹿児島大学農学部農林環境科准教授の平瑞樹先生)
11:30 竹の流しソーメン
実施内容
開会式の様子
損害保険ジャパン日本興亜株式会社
鹿児島支店鹿屋支社長挨拶
開会式後、みんなで歩いて永田川上流へ向かいました。向かう途中も生き物観察をしながら移動しました。
① 川の生き物観察会
永田川にはたくさんの種類の魚がいますが動きが早すぎてみなさん捕まえるのに四苦八苦していました。
獲った魚は鹿児島大学農学部農林環境科学科で農学博士の平瑞樹先生が一匹一匹生態などについて詳しく説明して頂きました。
事前に竹を切り出し準備しました。
ソーメンは現地でゆがきました。 竹で作ったお椀
待ちきれない表情の子ども達
いよいよソーメンが流れてきました。みんな美味しそうに食べてます。
閉会式
講師の先生による振り返り みんなアンケートにも答えてくれました。
このイベントで得られたこと
イベントを振り返って
当日は天気も良く、熱中症等も心配されましたが何事もなく大人も子どもも興味津々の楽しいイベントになりました。生き物観察ではカワムツ・タカハヤ・サワガニ・メダカなどたくさんの川の生き物を捕獲することが出来ました。何か捕まえる度に講師の先生のもとへ駆け寄り「これは何」「これは何」と質問していました。まさに子どもの好奇心の旺盛さを感じました。この好奇心が自然への興味心に変わり環境への関心へと変化していってくれることのきっかけになればと期待しています。
また、 竹の流しソーメン流しでは竹の器や箸をサンドペーパーで磨き、自分用の食器をつくっていました。作り終わった人たちはソーメンが流れてくるのをまだかまだかという思いで待ちわびている様子がうかがえ、とても微笑ましかったです。
今回のような楽しい体験を行ったことにより自然のありがたさを感じるきっかけになるイベントが出来たと考えています。
参加者の声
- ・魚が獲れた時にはとてもうれしかった。 ・たくさん魚がいたがとても動きがはやく獲れなかった。カニを捕まえた。
- ・川の水が冷たくて気持ちよかった。 ・みんなで遊べて楽しかった。
- ・中々家族だけで川に遊びに来る機会がないのでこのようなイベントがあると嬉しい。 ・子ども以上に親の私が楽しかった。
- ・竹ソーメンは初めても経験だったので参加させてもらって感謝しています。 ・ソーメンが流れてきたときには嬉しかった。
- ・竹ソーメン流しは家族だけで出来る体験ではないのでイベントに参加しました。とても有意義な一日でした。 ・自然の中で食べるソーメンがレストラン以上においしかった。
イベント実施結果
- 参加者数
- 45名
- アンケート回答数
- 40名
- 参加者満足度
- 92%
- 実施してよかった点
-
・家族だけでは体験できないことをイベントして団体のスキルを生かして実施できたことはよかった。
・終わった時に参加者からとても楽しかったという声を多く頂けたことは団体としての励みにもなった。
・子どもたちに自然に対する興味をもってもらうきっかけとなるイベントができた。
- 実施して苦労した点
-
・竹ソーメンの準備に多くの時間を要したが参加者の喜ぶ顔を見たら苦労も吹っ飛んだ。
・みんな食べるのが早くてゆがくのが間に合わないくらいだった。
- 主催・共催
- NPO法人鹿児島県NPO事業協会
- 協力・後援等
- 認定NPO法人日本NPOセンター
- 協賛
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社