クワガタの森づくりにチャレンジ!!
2019年08月24日(土)実施
レポート
兵庫県丹波市・美和地区の里山で昆虫採集を通じて里山の生きものの多様性を体感できる「クワガタの森づくりにチャレンジ!!」を開催しました。当日は前日の雨で当初の予定を変更して樹液の出ている木を探し、昆虫採集を行い、専門家の方に昆虫や樹木の説明などを子どもに分かりやすくつたえていただきました。親子で楽しく継続的に森づくりに参加できる方法を伝え、大勢の人たちに参加していただきました。
当日のスケジュール
10:00~10:15 開催のあいさつ(三和地区の自治会長)
10:15~11:50 樹木と昆虫探し(里山のハイキングコース内)
11:50~12:50 昼食
13:00~14:00 昆虫探し&解散
10:15~11:50 樹木と昆虫探し(里山のハイキングコース内)
11:50~12:50 昼食
13:00~14:00 昆虫探し&解散
実施内容
このイベントで得られたこと
【開催のあいさつ】
「SAVE JAPANプロジェクト」の趣旨説明や今回のイベントについて説明しました。
▲本プロジェクトの共催団体である「丹波市美和地区自治振興会」会長の渕上さんからご挨拶をいただきました。
【樹木と昆虫探し開始!】
案内役の「森の都研究所」の宮川さんを先頭に、専門家の方に樹木や虫のレクチャーを交えながらハイキングコースを歩き回りました。
▲みんなで樹木や昆虫について教えてもらっています。
▲ため池の周りの石や腐った木の下に虫がいたりします。
▲お昼ご飯の後には、みんなで採集した昆虫を見ながら、どんな生き物かのレクチャーを受けました。
参加者の声
- 講師の解説がとてもわかりやすかった。子どもらが満喫していた。
- 虫やキノコ、アメーバーの専門の方がいて、いろんなことを知っているので、すごっと思いました。また、その方たちがとても興味深い様子、楽しんでいる姿がとてもよかったです。
- めったにこのような場所で活動(遊ぶ)ことがないので、動きは少しつらそうでしたが、本人は活動自体は楽しんでいました
- トンボをみんなでとったことが楽しかった
- 山に来られた事が楽しかった。
イベント実施結果
- 参加者数
- 30名(大人18名、子ども12名)
- アンケート回答数
- 30名
- 参加者満足度
- 100%
- 実施してよかった点
- 昆虫採集には季節の変わり目で難しい時点でありましたが、内容の濃いイベントとなりました。山の麓での昆虫探しにおいては子どもたちがみんな網を持って昆虫を追いかけたり、親も一緒になって虫取りをしていたり、普段自然と触れ合える機会の少ない家族に参加の場を提供できた。また、虫についてなど、子どもたちの知らないことを講師の先生に質問したり、考えたり、と自然環境を考える機会となった。
- 実施して苦労した点
- 同団体、同自治会の方との3回目のイベントで、主体的に運営していただけるように考えていたが、天候不順や自治会の行事や仕事がイベント当日に重なり運営に苦労した。調整の難しさを感じたイベントでした。
- 特に寄付が活きたと感じた点
- 今回の舞台となった「ハイキングコース」は、2014年の豪雨災害で崩れてしまい、ハイキングコース復活に向けて地元自治会のみなさんを中心に、復旧活動をされていました。
イベント実施のための道具を一式を揃えると高額になるため、それらを揃えられたことにご寄付が活きていると感じました。
メディア掲載
- 主催・共催
- 大阪ボランティア協会・森の都研究所・美和地区自治振興会・丹波グリーンパートナー
- 協力・後援等
- 日本NPOセンター・大阪自然史センター・丹波市木の駅実行委員会
- 協賛
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社