SAVE JAPAN プロジェクト 2018-2019

水草の生育域の拡大を通じた水質浄化と、ヨシ原などの整備で生き物の生育環境を守る。

活動内容

木場潟では、昭和55年にヒシやアサザなどの水生植物が絶滅し、それを追うように平成2年に水質

ランキングで全国ワースト2位になりました。水質は徐々に改善されているものの、自然に発生する

水草は、まだ皆無です。ただ、私たちの水草の移植活動によってアサザ・ガガブタ・ヒシといった水草が徐々に復活しつつあります。これらの生育域を拡大することで、かつての豊かな木場潟を再生させようと活動しています。昨年、希少種のイシガメやマシジミが発見されました。科学的な数値では評価できない、水環境の良化が進んでいるように思えます。

今回のイベントでは、試薬を使った水質のパックテストや透視度計を使い水質を調査し、現在の木場潟の水の状態を知ってもらいます。また、消波堤の後背地の水草の育成地で、小学生が学校の池で育てている、木場潟の遺伝子をもったアサザなどを移植してもらいます。また、数か所ポイントを決め網かごを使って魚や水生昆虫を捕獲し、どのような生き物がいるのか調査します。このような体験を通じて、木場潟の水環境を勉強してもらえたらと思っています。

一言アピール

木場潟の水環境を、体験を通じて知ろう

活動時期

2019年06月16日
2019年07月21日

対象となる希少生物種

アサザ、ガガブタ

実施団体プロフィール

木場潟再生プロジェクト

2004年木場潟湖の水質浄化と生態系の保全を目的に地域住民が主体となって設立。
ヨシの育成など木場潟を中心とした環境保全活動を通じて、広く生態系保護の考え方を広めることを重点に活動。

木場潟再生プロジェクト

石川県小松市向本折町イ31
Tel. 0761-21-6093
Fax 0761-21-6093
担当者:土田 準(ひとし)

特定非営利活動法人 こまつNPOセンター

2003年10月法人格取得。市民活動支援センターとして「こまつまちづくり交流センター(市施設)」にて
市民活動相談・情報発信業務を担当。また地縁組織・NPO、事業者・行政などと連携して、
まちづくり・地域活性化・地域課題解決などの活動を行っている。

特定非営利活動法人 こまつNPOセンター

〒923-0806
石川県小松市小寺町乙80-1こまつまちづくり交流センター内
Tel. 0761-46-6661
Fax 0761-46-5190
担当:久保信二郎