初秋の有帆川ウォーキング
2019年09月07日(土)実施
レポート
「自然環境に触れる・観察する」となると、山の奥深くに尋ねていくというイメージが一般的かもしれませんが、「自然環境」は我々が生活を営む日常生活圏内にも存在しています。そこでは、いま観察できる環境もあり、また住民が自然と関わってきた歴史もあります。
今回は、地域に流れる川の流域をゆっくりとウォーキングしつつ、ごみを拾いながら「地域の自然と歴史」を紹介するイベントを実施しました。
今回は、地域に流れる川の流域をゆっくりとウォーキングしつつ、ごみを拾いながら「地域の自然と歴史」を紹介するイベントを実施しました。
当日のスケジュール
◆受付 8:30~9:00
◆開会、ガイダンス 9:00~9:15
◆出発、各所ウォーキング 9:15~11:50
◆自然環境と歴史に関する解説 11:50~12:40
◆閉会、アンケート記入
◆開会、ガイダンス 9:00~9:15
◆出発、各所ウォーキング 9:15~11:50
◆自然環境と歴史に関する解説 11:50~12:40
◆閉会、アンケート記入
実施内容
◆開会、ガイダンス
当初は台風の影響が気になるところでしたが、曇りのち晴れという天候のもと無事に開催することができました。
最初は損保ジャパン日本興亜の方にご挨拶をいただき、SAVEJAPANプロジェクトの趣旨や本日の流れについてお話いたしました。
9月とはいえまだまだ暑い中、参加者のみなさんに水をお渡しし、こまめに水分補給をしていただくようご案内しました。
◆各所ウォーキング
参加された皆さんそれぞれのテンポでウォーキングできるよう、スタッフを集団の先頭や最後尾のほか適所に配置。
全体の動きを確認しながら、安全にウォーキングが楽しめるよう、細かな体制を保ちながら歩いていきます。
歩きながら、ごみを発見したらなるべく回収。
基本的には、今回ウォーキングした地域は日頃から清掃活動が盛んであるため、最終的にも一定程度のゴミの量に落ち着きましたが・・・それでも「いろいろとゴミが落ちているなあ」と参加されたみなさんが感想をつぶやきあっていました。
また、ウォーキングの休憩も兼ねて、お寺やお宮に寄りました。
そこで、地域の歴史に関するお話を聞いたり、境内にある自然(一部、巨木もありました)をみたり、植物に関する解説を伺いました。
さらに、現在地域で自然のために取り組まれているスポットとして、「有帆竹炭会」という団体の活動現場を見学。里山整備で伐採した竹を竹炭にする過程などを説明していただきました。
◆自然環境と歴史に関する解説
そんなこんなで、ウォーキングも終了。
最後は、屋内の会議室で、自然環境の専門家と郷土史家の方々にそれぞれ解説を加えていただきました。
このイベントで得られたこと
地元にある自然について、歴史的な観点やゴミを通した現状についてみなさんに知っていただけました。
また、マイクロプラスチックの問題を含めた環境保全をめぐる知識・情報や、地元での取り組み(里山整備→竹炭などの利活用)に関することもお伝えでき、様々な観点で自然への思いや意識を新たにしていただけたようでした。
また、マイクロプラスチックの問題を含めた環境保全をめぐる知識・情報や、地元での取り組み(里山整備→竹炭などの利活用)に関することもお伝えでき、様々な観点で自然への思いや意識を新たにしていただけたようでした。
参加者の声
- 地元でありながら知らないことが多く、色々な話が聞けて大変良かった!(60代、女性)
- 日ごろ車で行けない有帆川沿いの地域をゆっくり見られ、各所で地域に根ざした話を聞けたこと。自分の住んでいる土地のこと、何もしらないなあと実感(60代、女性)
- 同じ市内に住んでいますが、知らない場所や知らない知識を得ることができた(60代、男性)
- 行ったことのない場所ばかりでとてもよかった。4キロ以上歩いた気がします(50代、女性)
- 途中で昼食をとると時間もゆっくりできたと思う。9~12時予定では!3時間以内に納めるには欲張りすぎですね!(70代、女性)
イベント実施結果
- 参加者数
- 60名(すべて大人)
- アンケート回答数
- 51件(すべて大人)
- 参加者満足度
- 69%
- 実施してよかった点
- ・参加者アンケートによると、イベント参加について「満足またはほぼ満足」された方が、回答者全体の9割以上を占めており、概ね楽しんでいただけた様子であること。
・また、個別にいただいたご意見では、「地元の自然について知らなかったことを新たに知ることができた」点を評価される声がいくつもあり、地域の自然環境への関心が高まったように思えること。 - 実施して苦労した点
- ・最終的には影響が及ばずよかったが、台風の接近状況に気を揉んだ。
・特に、安全にウォーキングしてもらえるようなフォロー体制 - 特に寄付が活きたと感じた点
- ・熱中症対策のため、「茶菓類の提供」「随時注意を払うスタッフの配置」などができた。
・万が一の場合を考え、集団の後ろから車を走らせて疲れた参加者がいたら乗車できるような準備を整えた。
・また、看護師も同乗し、安心を担保できる体制づくりに役立った。
- 主催・共催
- 主催:山陽小野田市自然保護協議会
共催:特定非営利活動法人やまぐち県民ネット21 - 協力・後援等
- 協力:認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
山陽小野田市立東京理科大学
すげえちゃ高泊
後援:山陽小野田市
山陽小野田市議会
山陽小野田市教育委員会
(株)晃栄 - 協賛
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社